トランプ米大統領、インドに「25%関税」 露産原油購入で罰則も


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 トランプ氏は「インドは友人だが、我々は長年にわたって彼らとビジネスできなかった。彼らの関税があまりに高いからだ」と主張。関税交渉で合意できない場合、「相互関税」上乗せ分の停止期限である8月1日以降、インドに25%の関税を新たに適用する考えを示した。4月時点では26%の相互関税を課す考えを示しており、それとほぼ同じ水準となる。

 トランプ氏は更に「彼らは大量の防衛装備品をロシアから購入し、中国とともにロシア産エネルギーの最大の買い手となっている」と批判し、25%関税に罰則分の関税を上乗せする考えを示したが、具体的な水準には言及しなかった。

 トランプ氏はロシア産原油などを購入する国に100%の2次関税を課す考えを示している。ロシアの収入源を絶つ狙いがあるとみられる。【ワシントン大久保渉】



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