【ノーベル賞’19】今年の漢字は「賞」吉野さんが記念講演後に記者会見

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記者会見で「賞」の字を見せる旭化成の吉野彰名誉フェロー=8日、ストックホルム(共同)

記者会見で「賞」の字を見せる旭化成の吉野彰名誉フェロー=8日、ストックホルム(共同)

 【ストックホルム=桑村大】ノーベル化学賞を受賞する吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)が8日午後(日本時間9日未明)、ストックホルム市内で記者会見し、今年1年を表す漢字に「賞」を選んで色紙にしたためた。

 吉野さんは今年6月、優れた発明家に贈られる欧州特許庁の欧州発明家賞を受賞。「両賞受賞の意味を込めた」と色紙に「賞」の一文字を書き込み、笑顔で撮影に応じた。

 リチウムイオン電池の開発経緯などを紹介した、8日午前の受賞記念講演については「77、78点くらいかな」と厳しく自己採点。一方、「なにかメッセージを残したいという思いで講演した」と振り返り、「特に海外メディアがどのように捉えたかを確認するのが一つの楽しみだ」と話した。

 また、共同受賞する米ニューヨーク州立大のマイケル・スタンリー・ウィッティンガム特別教授(77)と米テキサス大のジョン・グッドイナフ教授(97)の受賞講演を間近で聞いた印象を「ノーベル賞を受賞したことで、リチウムイオン電池が環境問題解決に対する大きな責任を負っていると受け止めているように感じた」と説明した。

 10日の授賞式への意気込みを尋ねられると「ノーベルレクチャー(記念講演)と同じくらいの思いで臨みたい」と吉野さん。その後の晩餐会(ばんさんかい)も「自信はないが、できるだけフランクに王室の方と話したい」と笑った。

 また、毎週楽しんでいるという趣味のテニスとは対照的に、最近はゴルフに行く機会が減ったと明かし、年明けには一度コースを回って「80とは言わないが90は切りたい」と笑顔で語った。

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