池松壮亮、同郷同学年・中村蒼との「天才」な関係を語る ライバル心と憧れの交錯

俳優の池松壮亮(35)が、2日放送のNHK「土スタ」に出演し、同じ福岡出身で同学年の俳優・中村蒼(34)について特別な思いを語った。二人の間に存在する、芸能界における唯一無二の関係性が明らかになった。

中村蒼が語る池松壮亮:幼少からの輝きと「天才」への畏敬

番組VTRに登場した中村蒼は、先に芸能界で活躍していた池松について「超有名人」だったと振り返った。「小学生でも映画『ラスト サムライ』をみんな知っていて、本当にすごいと思っていた」と、幼い頃から池松が特別な存在であったことを明かした。

自身も2005年に「第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを獲得し、芸能界入りを果たした中村。19、20歳の頃に共演してからは「ライバル心や嫉妬みたいなものはなくなります。天才なんで」と池松の才能を絶賛した。しかし同時に「でも嫌な気持ちはもちろんあります。そういう人が同級生にいるのは嫌だなと。(池松が)何かに出るってなったら、いいのは僕の中では確定してるんで。どうせいいんでしょ?って。どうせ凄く面白いんでしょ?って。そういう意味では嫌だなと」と本音を漏らし、笑いを誘った。最終的に「間違いなく同世代の一番を走ってる人」と、池松への深い敬意と評価を語った。

俳優・池松壮亮、中村蒼との絆を語る俳優・池松壮亮、中村蒼との絆を語る

池松壮亮が語る中村蒼:ジュノンボーイとしての衝撃と人気

一方の池松壮亮は、中村蒼の芸能界入りを回想し「当時、ジュノンボーイって物凄かった。トム・クルーズより有名だったと思う」と語った。「あのジュノンボーイのグランプリが隣の中学校から出たと大騒ぎになって。あっちの方が有名だったと思います」と、地元での中村の人気ぶりを証言した。

さらに、中学卒業後の貴重なエピソードも披露。「中学校の卒業式終わったあと、みんなでボーリングに行った。そしたら、隣のレーンに(中村が)いた。もう、ほれぼれして、みんなで見てて。グランプリいた!みたいな。大人気でした」と、当時の中村がどれほど注目を集めていたかを懐かしそうに語った。

まとめ

池松壮亮と中村蒼、二人の俳優が互いに抱く「天才」への敬意と、同郷同学年ならではの複雑な感情が交錯する関係は、日本の芸能界において稀有なものと言えるだろう。それぞれのキャリアを歩みながらも、互いを認め合う姿勢は、多くの人々に感動を与えている。

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