【北京時事】中国メディアは3日、旧日本軍の関東軍防疫給水部(731部隊)を描いた映画「731」が9月18日に公開されると報じた。
同日は満州事変の発端になった柳条湖事件から94年の節目で、反日感情の高まりが懸念される。昨年9月18日には、広東省深セン市で日本人男児が男に刃物で襲われ、翌日死亡した。
映画は当初、タイトルの数字にちなんだ7月31日の封切りが予告されていたが、理由の説明なく延期になっていた。公開前から話題を呼ぶ一方、残虐なシーンが若年層らに与える悪影響が指摘されていたほか、一部で日中関係の冷え込みにつながるとの声も出ていた。