ウーマンラッシュアワー村本、参政党への猛批判止まず – 爆笑問題・太田光にも苦言

ウーマンラッシュアワーの村本大輔(44)が、参政党に対し一連の厳しい批判を展開している。去る7月20日に投開票が行われた参院選で「日本人ファースト」を掲げ、14議席を獲得した参政党だが、村本はそのキャッチコピーや同党の姿勢に対し、自身のX(旧Twitter)を通じて強い言葉を投げかけ続けている。

参政党のスローガン「日本人ファースト」への批判

村本大輔は、参政党が掲げる「日本人ファースト」というスローガンに対し、7月30日にXで「自分たちのことしか考えてませんってことでしょ。醜いよな 人間として醜悪」と痛烈に批判した。さらに、その言葉の真意を深く掘り下げ、「日本人ファーストだからパレスチナのこともクルドのことも他の国の辛い人のこと気にかけないんだろうな。醜悪な人種だ。同じ日本人として恥ずかしい 辛い人ファーストにしてくれよ」と、弱者に寄り添う姿勢の欠如を指摘し、自身の心情を吐露した。これは、国籍を超えた人道的な視点を持つべきだという彼の強いメッセージが込められている。

参政党関係者とのXでの応酬

村本は、参政党公認で出馬した田中よしひと氏の投稿にも反応し、舌戦を繰り広げた。田中氏が、同党に寄せられる批判に対し「子供たちに『イジメをやめろ』という大人達 参政党を叩いてるあなた達がやってるのがイジメじゃないか笑」と投稿したのを受け、村本はこの投稿を引用する形で反論。「お前らのせいで被害者がいるんだよ。日本がなめられてるとか、おまえは、被害者ヅラするの好きだな。」と述べ、参政党側が被害者意識を持っていることに疑問を呈した。村本は以前から参政党に対し厳しい意見を持っており、その発言は一貫している。

爆笑問題・太田光氏への厳しい意見

村本は、自身が尊敬する芸人である爆笑問題の太田光に対しても、参政党を擁護するかのような振る舞いを見せたことに対し、厳しい姿勢を示した。7月14日にYouTubeチャンネル「TBS NEWS DIG Powered by JNN」で公開された太田と参政党代表・神谷宗幣参院議員(47)との対談動画では、太田が神谷代表に共感する場面が多く、「神谷さんは頭いいから!」と称賛する発言もあった。

ウーマンラッシュアワー村本大輔が参政党と爆笑問題・太田光への批判を展開する姿ウーマンラッシュアワー村本大輔が参政党と爆笑問題・太田光への批判を展開する姿

これに対し村本は自身のXで、「アメリカのコメディアンは政治家と対談するとき、必ず刺す。暴く。参政党神谷宗幣との対談をみた。俺の好きな爆笑問題太田は死んだ。暴けないなら芸人の資格剥奪だ」「芸人は政治家の声をひろげる拡声器になってはいけない」と綴り、コメディアンが政治家と対峙する際の「あるべき姿」を示し、太田の姿勢を強く批判した。

結論

ウーマンラッシュアワー村本大輔による参政党への批判は多岐にわたり、その発言は日本の政治とエンターテイメント界のあり方について深く問いかけるものとなっている。単なる一政党への批判に留まらず、政治家とメディア、そして表現者の関係性まで含んだ彼の鋭い視点は、今後も多くの議論を呼ぶことが予想される。村本の「VS参政党」の構図は、今後も継続して注目される動向の一つとなるだろう。

参考文献

  • 女性自身 (jisin.jp)
  • Yahoo!ニュース (news.yahoo.co.jp)
  • X(旧Twitter)村本大輔公式アカウント
  • YouTubeチャンネル「TBS NEWS DIG Powered by JNN」