米国運輸保安局(TSA)は、フロリダ州の女性がマイアミ国際空港でブラジャーに2匹のカメを隠し、密輸を試みた驚くべき事件を発表した。TSAは、動物の不法な持ち込みに対し厳重な警告を発している。
発見と顛末
女性の身元は不明だが、ガーゼとラップで包まれたカメを隠していたところ、セキュリティ検査で発覚した。残念ながらカメのうち1匹は死亡しており、もう1匹はフロリダ州魚類野生生物局へ引き渡された。TSAは7月25日、SNS上でこの件を報告している。
TSAのセキュリティ検査で発見されたブラジャー内のカメ
TSAの警告と規則
TSAは公式SNSで「動物を体の変な場所に隠して空港を通過しようとしないでください」と強く警告。ペットを飛行機に持ち込む際は、必ず適切なキャリアに入れ、キャリアと共にX線検査を受ける必要があると強調した。また、航空会社ごとに独自の規定があるため、事前の確認が不可欠だ。
相次ぐ密輸事例
このような動物の不法な持ち込み未遂事件は後を絶たない。過去にはカメのほか、ヘビ、アマゾンオウムの卵や生きた鳥などが空港で押収されている。TSAは、今後も動物の密輸行為に厳しく対応すると共に、乗客に対しペットとの安全な旅行のためのルール順守を求めている。
マイアミ空港でのこの事件は、国際的な空港における動物密輸の巧妙化を示している。TSAは、乗客の安全と動物保護のため、厳格なルール順守の重要性を改めて強調した。
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