東京「水戯庵」で文楽と日本舞踊のコラボ





「水戯庵」の舞台を背景に、文楽人形遣いの吉田玉翔(左)と日本舞踊家の花柳喜衛文華=東京都中央区(鴨川一也撮影)

 日本でも珍しい古典芸能専門のレストラン・シアター「水戯庵(すいぎあん)」(東京都中央区日本橋)で今月16日から19日まで、文楽人形と日本舞踊のコラボレーションが行われる。

 「水戯庵」は能舞台のあるレストランとして昨年オープン。初心者やインバウンド向けにほぼ連日、能狂言、文楽、日本舞踊などのミニ公演を開催している。

 今回のコラボ公演は文楽人形遣いの吉田玉翔(たましょう)の発案。まずは、2人の三番叟(さんばそう)が五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈念する「二人三番叟」を、文楽人形と日本舞踊家の花柳喜衛文華(はなやぎ・きえあやか)の共演で上演。団子を売り歩く仲の良い夫婦の姿を描く「団子売」(だんごうり)では、文楽人形が夫を演じ、喜衛文華が女房にふんする。

 「ここでしか見ることのできないスペシャル感を出したい」と玉翔。

 開演は午後1時45分と午後7時。5000~1万2000円(飲食別)。水戯庵(03・3527・9378)。



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