長年にわたり子どもたちを魅了してきた「スーパー戦隊シリーズ」が、50年の歴史に終止符を打つ可能性が報じられ、日本中に衝撃が走っています。現在放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」が、その節目となる最終作品となるのではないかという憶測が広がる中、新たな特撮ヒーロー番組の制作も水面下で進行していることが明らかになりました。
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーのキービジュアル。スーパー戦隊シリーズ50周年と最終作の噂が交錯する中で注目を集める特撮ヒーロー番組。
ネット上で広がる惜しむ声とシリーズの功績
10月30日の夜に突然報じられたこのニュースに対し、インターネット上では「子どもたちは朝何を見ればいいの？」「本当に終わらないで、悲しい」「孫にもワイワイ楽しんでほしかった」といった、シリーズ終了を惜しむ声が多数寄せられています。
1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まった「スーパー戦隊シリーズ」は、日本を代表する特撮ヒーロー作品として、この50年間で49もの作品を世に送り出してきました。特に2000年代以降は、「侍戦隊シンケンジャー」の松坂桃李さん、「獣電戦隊キョウリュウジャー」の竜星涼さん、「烈車戦隊トッキュウジャー」の志尊淳さんと横浜流星さんなど、数多くの人気俳優を輩出し、“若手俳優の登竜門”としての確固たる地位を築き上げています。時代とともにSF、忍者、動物、宇宙など多様なテーマを展開し、子どもたちだけでなく大人世代にも広く支持されてきました。
50年の節目、そして新たな展開へ
現在放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」が、その50年の歴史を締めくくる最後の作品となる可能性が高いと見られています。しかし、特撮ヒーローという文化そのものが終わるわけではありません。関係者によると、すでに後継番組の制作チームが動き出しており、新たな展開への期待が高まっています。
「特撮ヒーロー」という根幹の軸は維持しつつも、物語や登場人物の構成を大きく変える方向で検討が進められているとのことです。「ゴジュウジャー」の放送終了後、来年2月からの新番組放送を目指しており、すでに主要キャストのオーディションも開始されている模様です。50年という大きな節目を迎え、新たな形でのヒーロー像がどのように描かれるのか、その動向が注目されます。
参考文献:
- スーパー戦隊シリーズ50年で終止符か…新番組は「特撮ヒーロー」軸に大幅刷新へ ネットには惜しむ声 (Yahoo!ニュース / 週刊女性PRIME)
