少年隊元メンバーの錦織一清氏(60)が5日、フジテレビ系「ぽかぽか」に出演し、結婚願望がないことを告白した。MCハライチ澤部佑から「結婚したい?」と問われた錦織氏は「×」の札を掲げ、「もう、こうなっちゃったね」と語り、その真意が注目された。
フジテレビ「ぽかぽか」での錦織一清氏、結婚願望を語る
独身選択の背景と心の変遷
MC澤部佑氏が「もう、こうなっちゃったね、って、どういうことですか?」と問い詰めると、錦織氏は「もう適齢期を過ぎた」と説明を始めた。彼は、30~40歳頃までは周囲の既婚者や友人から「身を固めろ」「結婚いいぞ」と熱心に勧められていたと振り返る。しかし、現在の年齢になると、逆に既婚者たちから「いいなぁ、お前は独り暮らしで」と羨ましがられるようになったと明かした。
さらに、劇作家の故・つかこうへい氏の言葉も、彼の結婚観に大きな影響を与えた。つか氏は「お前さ、ふらふらしてないでさ」と言いつつも、いつも最後に「まあ、結婚して幸せになった男なんていないけどね」と付け加えていたという。錦織氏は「そんなこんなで、ここまできちゃったワケですよ」と、半生を語るように本音を漏らした。
かつての願望と現在の固い決意
MC神田愛花から「したい時期はあったんですか?」と尋ねられると、錦織氏は「もちろんね」と肯定した。しかし、「ここまで来たら意地になっちゃって、ずっとひとりがいいんじゃないか」との考えに至り、生涯独身を貫くという固い決意を宣言した。
錦織氏の率直な告白は、彼が長年の経験と周囲の多様な声を経て、現在の独身という生き方を選んだ背景を明確に示した。