「消費税は絶対下げちゃダメ」断固反対の石原伸晃氏に…東国原英夫氏が指摘「民意を重要視するなら」


【写真】父・慎太郎氏のお別れ会で顔をそろえた4兄弟の(右から)石原伸晃氏、良純氏、宏高氏、延啓氏

 参院選では物価高対策としての公約に、与党は現金給付、野党は消費税減税や廃止を掲げた。与党過半数割れの状況でこの公約が実現するかは微妙となっている。

 石原氏は「消費税は絶対下げちゃダメ!」と断言し、「社会保障で(病院の)ベッドが減ったり今のサービスの質が落ちるんですよ。赤字国債やって社会保障のお金なんか出せないじゃない。社会福祉目的税なんだから」と指摘。

 モデルの長谷川ミラが「経済をブーストするために一時的に…」と時限的な減税に言及すると、「それはできない」と石原氏。「減税は簡単ですよ、みんな喜ぶから。じゃあ2年間やりましょうって言った後、今度は増税になるわけで、みんな反対する。消費税の歴史ってそうなんです」と理由を説明した。

 「自民党の内閣は消費税を入れるために2つ飛んだんです。2つの内閣を飛ばしても社会保障を守っていくためにということで消費税は入れたんです」と力説する石原氏に、元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原氏は「今回の選挙は“消費税減税してくれ”が民意なんです」と指摘。

 石原氏はそれでも「民意がそうであっても守るべきものは守るのが政治家。消費税がなくなったら社会保障が維持できないって知事やってらっしゃったから分かるじゃないですか」と意見を曲げず。

 すると東国原氏は、石原氏が番組内で「民主主義国家だから選挙の結果が国民の意思」と民意を理由に石破茂首相の退陣を主張したことに言及。「じゃあ、民意を重要視するんだったら制度でいったら減税というのは民意が多かった」と指摘した。



Source link