芸能界を引退した中居正広氏に関する新たな動向が報じられ、再び注目を集めています。特に、8月7日発売の『週刊文春』が、過去の女性アナウンサーとのトラブルにおける「性暴力」の全貌を報じる予定であり、その詳細に世間の関心が集まっています。この報道は、中居氏を巡る一連の騒動に新たな局面をもたらすものと見られています。
中居正広氏の性的加害問題、週刊文春が詳細報道を予告
芸能界引退と第三者委員会の認定
事の発端は、中居氏が女性アナウンサーとのトラブル報道を受け、今年1月23日に芸能界を引退したことに遡ります。その後、3月末にはフジテレビの第三者委員会が調査報告書を公表し、中居氏が被害者女性に対して「性暴力」を行ったと認定しました。しかし、中居氏側は自身の言い分が報告書に反映されていないとし、代理人弁護士を通じて証拠開示や釈明を委員会に再三要求してきましたが、現在に至るまで実現していません。この状況が、新たな報道の背景となっています。
『週刊文春』が報じる「行為の詳細」とその波紋
今回、『週刊文春』が報じるとされるのは、被害者女性の代理人弁護士が中居氏に宛てた「通知書」の内容です。この通知書には、これまで守秘義務によって明かされてこなかった中居氏の「行為の詳細」が具体的に記されているといいます。これはあくまで被害者女性側による記録ですが、報道されれば中居氏側からの反論も予想され、その内容が注目されます。インターネット上では、「もう、裁判したら?」や「中居は名誉回復したいなら守秘義務解除して裁判するしかないねぇ」といった声が多数上がっており、裁判の不可避性を示唆する見方が広がっています。
名誉回復のための「次の一手」としての裁判の可能性
これまでの経緯では、中居氏が裁判に訴える可能性も取り沙汰されてきましたが、その場合、「行為の内容」が詳らかになることで、さらなるイメージダウンは避けられないため、及び腰になっていた側面があると芸能プロ関係者は指摘します。しかし、今回、中居氏にとって知られたくなかった詳細が週刊誌で報じられることにより、自身の名誉回復のため、「次の一手」として法廷での争いを選択する可能性は十分に高まったと見られています。
ファンクラブ閉鎖と「最後のメッセージ」
中居氏の周辺では、新たな動きも確認されています。7月25日、中居氏の有料ファンクラブサイト「中居ヅラ」が5か月ぶりに更新され、会員への会費返金対応が開始されたことが告げられました。実際に返金を希望した会員には、郵便局で換金できる定額小為替が郵送され始めています。今年2月に動画コンテンツなどが見られなくなっていたこのサイトは、8月18日をもって完全にクローズされる予定です。これは中居氏の53歳の誕生日でもあり、ファンにとっては、この定額小為替が中居氏からの実質的な「最後のメッセージ」となるかもしれません。
結論
中居正広氏を巡る一連の騒動は、『週刊文春』の報道を契機に新たな局面を迎え、今後の法廷闘争の可能性も浮上しています。また、長年支えてきたファンクラブの閉鎖は、ファンにとって悲しいバースデーとなることでしょう。この問題の今後の展開が引き続き注目されます。