故・安倍晋三元首相(享年67)の昭恵夫人(63)が、3日放送のNHK「NHKスペシャル」(日曜後9・00)に出演し、ファーストレディーとしての立ち居振る舞いを振り返った。
番組は「歴代総理の妻たちが証言 “権力の目撃者” 激動の時代の記録」と題し、首相経験者の妻たち6人にインタビューを行った。
夫は06年9月に首相に就任。昭恵さんはファーストレディーとして、国内外から注目される存在になった。自身が周囲からどう見られているか、常に不安が付きまとったという。
「スタイリストさんに付いてもらって、洋服を借りてきてもらったり、アクセサリーとかも借りてもらったり。総理夫人としてどういうシチューエションでどういうものを着たらいいのか、全部写真に(撮った)。このシーンではこれを着る、みたいなのを撮って、その通りにしていました」
また「日本を代表する総理の足を引っ張ってはいけないとか、そういう思いもあったので、頑張って総理夫人を演じなくてはいけないという思いはあったのかもしれない」とも自己分析した。