監禁死の女性記者と別れ ウクライナ、占領地を取材中拘束


【写真】ビクトリア・ロシチナさん 遺体に拷問痕跡、ロシア、返還時に眼球や脳摘出か

 フリーランスの記者だったロシチナさんは南部ザポリージャ州の占領地を訪れた2023年8月ごろに拘束され、ロシア南部ロストフ州タガンログの拘置所で勾留された。ウクライナ当局によると、当時の拘置所長の指示で激しい拷問や暴行が繰り返され、死亡した。

 ロシアは24年秋に父親に死亡を伝えたが、遺体引き渡しにしばらく応じなかった。今年2月、眼球や脳の一部を摘出した上で「身元不明の男性」として返還した。白目の出血や脳の酸素不足など絞殺を裏付ける証拠を隠すため、臓器を摘出したとみられている。



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