ひろゆき氏、マクドナルド「ポケカ」転売・食品廃棄問題に独自提案 「店内飲食」が解決策か

実業家で「2ちゃんねる」創設者のひろゆき(西村博之)氏が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、日本マクドナルドの「ハッピーセット」で発生している問題に対し、具体的な対策を提言しました。このキャンペーンでは、人気景品の「ポケモンカード」(以下、ポケカ)を目当てとした転売目的の大量購入や、それによる食品の大量廃棄が問題視されています。

日本マクドナルドは11日夜、これらの問題に対応する方針を公式サイトで発表しており、ひろゆき氏はこの発表を引用する形で自身の見解を表明しました。

ひろゆき氏の提案と背景

ひろゆき氏は、現在の「ハッピーセットのポケモンカード配布が、転売目的の食品の放置・廃棄に繋がってる問題」に対し、「店内で食べ終わったお客さんにだけポケモンカード配るようにすればよくない?」と提案しました。さらに、この提案の派生として「フードファイター連れてきたら、それはそれでOKで。」と付け加え、冗談めかした解決策も提示しています。

実業家ひろゆき氏、マクドナルドのハッピーセットポケモンカード転売・食品廃棄問題について独自の解決策を提言。実業家ひろゆき氏、マクドナルドのハッピーセットポケモンカード転売・食品廃棄問題について独自の解決策を提言。

この問題の背景には、限定版や人気のあるポケカを狙って、実際には食べきれないほどのハッピーセットを複数購入し、景品だけを手に入れて食品を放置・廃棄する行為が横行している現状があります。マクドナルド側は公式に注意喚起を行い、対応策を検討している段階です。

転売サイト規制への見解

また、ひろゆき氏はXユーザーから寄せられた「メルカリとヤフオクが、ハッピーセットのポケモンカードの転売は扱いません、とするだけで解決です」という提案にも反応しました。これに対し、「日本のサイトを規制すると中華系サイトに流れます。日本国内のサイトは、儲かりゃ納税なので、海外に流すのは悪手です。」と返答し、国内サイトでの規制が問題の根本的解決には繋がらず、むしろ経済的な損失を招く可能性を指摘しました。

Xユーザーからの様々な反応

ひろゆき氏のポストに対しては、Xユーザーから多種多様な意見が寄せられました。主な反応としては、「食べ終わったの確認して、配るスタッフの人件費キツいっす」「食べ終わったことの証明はどうすんのさ?」といった現場での実施困難さを指摘する声や、「1番の被害者は現場で働くマックの店員さん達。フードロスは買った人のモラルの話しですね」と消費者の倫理観を問う意見がありました。中には「おもちゃだけ渡してくれればいいだけ 食べ物絶対渡さないといけないシステム変えてくれと思う」と、現行のセット販売システム自体への疑問を呈する声も見受けられました。

まとめ

ひろゆき氏の「店内飲食後配布」という提案は、ハッピーセットのポケモンカードを巡る転売と食品廃棄の問題に対し、ユニークかつ直接的な解決策を提示しました。しかし、その実施には人件費や運用の課題が伴うことも、SNS上の議論から明らかになりました。この問題は、企業側の対策だけでなく、消費者一人ひとりのモラルや、転売市場の構造といった複雑な要素が絡み合っており、継続的な議論と対応が求められています。

参照元: よろず~ニュース (https://news.yahoo.co.jp/articles/dd8bd06b20eee6c00e9ec40bdc9fb77b611a39b6)