男性アイドルグループWEST.のメンバー桐山照史が、自身のアパレルブランド「F BULL’S」の立ち上げを発表しました。この「個人的な発表」は、ファンから大きな期待を集めていましたが、その内容と高額な商品価格を巡り、たちまち物議を醸しています。
新ブランド「F BULL’S」の概要と価格への批判
桐山は8月10日に「個人的な発表」を予告し、2日後の12日正午にフレンチブルドッグをモチーフとしたブランド「F BULL’S」のオープンを報告。自身がモデルを務める動画も公開しました。公式サイトにはTシャツや帽子、バッグなどの商品が並び、8月16日から販売開始予定です。
しかし、発表直後から、その価格設定にファンからの疑問や批判が殺到。「ツアーTより高い」「本当に良い生地を使っているのか」といった声が上がっています。例えば、Tシャツ1枚は税込8250円、帽子は6050円と設定されており、WEST.のツアーTシャツ(6150円)や他グループの一般的な価格帯(4000円から6000円前後)と比較しても高額であることは否めません。かつて同事務所に所属していた岡田准一が立ち上げた「岡田一門」のTシャツも約6000円であり、桐山のブランドの価格は異例の高さと言えるでしょう。
税込8250円の高額なTシャツを着てポーズをとるWEST.桐山照史
過去の結婚騒動がブランド発表に影を落とす
今回のブランド発足に対する厳しい意見の背景には、桐山の過去の行動が影響していると考えられます。2025年1月、桐山は元バレーボール日本代表の狩野舞子さんとの結婚を発表しました。それまでの交際期間中に度々「匂わせ」行為が指摘され、結婚後も変装せずに堂々とハネムーンに向かう姿がキャッチされたことで、ファンからは大きな反感を買っていました。
これらのイメージダウンの余波は未だ根強く、今回のブランド立ち上げに関しても「結婚式の資金調達か」「売り上げで奥さんと良い暮らしをするのか」といった皮肉な声が上がっており、アイドルとしての活動以外の収入源に対する不信感も募っています。
新たなアイドル像と茨の道
「イメージにとらわれないアイドル像」を模索しているのかもしれませんが、これまでの積み重ねから生じたファンとの溝は深く、桐山照史が歩む道は険しい茨の道となりそうです。
WEST.桐山照史のアパレルブランド「F BULL’S」の発表は、高額な価格設定と、結婚を巡る過去のイメージダウンが重なり、ファンからの冷めた反応が目立っています。新たな挑戦であるはずのブランド事業が、かえって彼とファンの間にさらなる亀裂を生じさせ、今後のアイドル活動にも大きな影響を与える可能性が指摘されています。