埼玉のデカ盛り喫茶店「珈琲茶館オービー」:出張者が驚くローカルチェーンの魅力と実態

出張先での限られた時間の中で、その土地ならではの魅力を発見したいと願うビジネスパーソンは多いでしょう。しかし、個人経営の飲食店は当たり外れが大きく、選びにくいと感じることもあります。そんな時、頼りになるのが地元で愛されるローカルチェーンです。今回は、外食ライターの大関まなみが、埼玉県南東部を中心に展開し、その「デカ盛り」ぶりで知られる喫茶店チェーン「珈琲茶館オービー」を紹介します。全国どこにでもあるチェーンカフェとは一線を画す、この店の驚くべき特徴と、実際に訪れて感じた魅力に迫ります。

埼玉が誇る喫茶店チェーン「珈琲茶館オービー」とは

「珈琲茶館オービー」は、「珈琲屋OB」や「カフェOB」といった屋号で、埼玉県八潮市の本店をはじめ、越谷市や草加市など、現在計14店舗を展開する喫茶店チェーンです。出張中にちょっとした休憩や食事のためにカフェを利用する機会は多いですが、どうせならその土地ならではの雰囲気を味わいたいと考える方には、この「珈琲茶館オービー」は最適な選択肢と言えるでしょう。

ただし、この店には一つ大きな特徴があります。それは、その常識を覆すほどの「デカ盛り」メニューです。

埼玉県が誇るデカ盛り喫茶店「珈琲茶館オービー」の外観イメージ。埼玉県が誇るデカ盛り喫茶店「珈琲茶館オービー」の外観イメージ。

「コメダ珈琲店」を凌駕する?デカ盛り伝説の検証

「デカ盛り」で知られる喫茶店チェーンとして、多くの方が「コメダ珈琲店」を思い浮かべるかもしれません。特にコメダのサンドイッチは、写真からは想像できないほどのボリュームで、「逆詐欺」と評されることも少なくありません。しかし、巷では「珈琲茶館オービー」が、そのコメダ珈琲店ですら「裸足で逃げ出す」ほどのデカ盛りであるという噂が囁かれています。

この驚くべき実態を確かめるべく、筆者は埼玉県へと足を運びました。「珈琲茶館オービー」の店舗は、フルサービスの「珈琲屋OB」とセルフサービスの「カフェOB」の2つのスタイルが存在します。今回は、それぞれの店舗を実際に訪れてみることにしました。

ログハウスが目印!「珈琲屋OB 北越谷店」訪問記

まずはフルサービス店である「珈琲屋OB」の「珈琲屋OB 北越谷店」を訪問しました。北越谷駅から15分ほど歩くと、一際目を引くログハウス風の建物が見えてきます。幹線道路沿いに位置し、広々とした駐車場も完備されているため、車での来店者も非常に多い印象を受けました。

店舗に入ると、地元の人々にとってこの店がいかに身近な存在であるかが伝わってきます。筆者と入れ違いに出てきた客が、電話口で「今、キタコシ(北越谷)のオービーにいるの〜」と、親しげに話しているのが聞こえました。これは、まさに地元に根差した喫茶店ならではの光景と言えるでしょう。

珈琲茶館オービー名物、容量1リットル超の「くりーむそーだパフェ」。デカ盛りメニューの象徴。珈琲茶館オービー名物、容量1リットル超の「くりーむそーだパフェ」。デカ盛りメニューの象徴。

まとめ

埼玉県に展開する喫茶店チェーン「珈琲茶館オービー」は、その特徴的な「デカ盛り」メニューで、一般的な喫茶店の常識を覆す存在です。出張先で地元の魅力を手軽に体験したい方にとって、安心して立ち寄れるローカルチェーンでありながら、その予想を上回るボリュームは、訪れる人々に驚きと満足を提供してくれるでしょう。コメダ珈琲店をも凌ぐと噂されるその規模感を、ぜひ一度ご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

参考資料