[モスクワ 15日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は15日、米石油大手エクソンモービルを含む外国企業がロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」の権益を回復することを可能にする大統領令に署名した。
プーチン大統領はこの日、トランプ米大統領と米アラスカ州アンカレジで会談を実施。直接会談は2019年以来で、ロシア・ウクライナ戦争の停戦のほか、投資とビジネス協力についても協議される可能性がある。
エクソンはサハリン1の権益の30%を保有していたが、ロシアがウクライナに全面侵攻した22年、事業撤退のため46億ドルの減損処理を実施。プーチン氏は昨年12月、エクソンモービルによるサハリン1の権益売却期間を1年延長して26年1月1日とする大統領令に署名していた。
ロイターはエクソンからコメントを得られていない。