トランプ氏、ロシアのウクライナ領土計画を支持か


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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「事実上、ウクライナがドンバスを放棄することを要求しており、トランプはそれを支持する傾向にある」と情報筋は述べた。

ウクライナ東部のルガンスク州とドネツク州を指すドンバス地方について、ロシアは自国領だと主張し、2022年の全面侵攻開始以来、完全制圧を目指している。

しかし、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、「ドンバスを手放すことを拒否した」と情報筋は述べた。

ゼレンスキー氏は、領土に関するいかなる譲歩も行わないとしているが、トランプ氏とプーチン氏との3者会談が行われれば、領土題を議論することは排除していない。

15日に米アラスカ州で行われた米ロ首脳会談を受けて、ゼレンスキ―氏は18日に米首都ワシントンでトランプ氏と会談する。

情報筋によると米当局者は、領土に関するロシアの要求が満たされれば「プーチンはヘルソンとザポリージャ地域での攻勢を続けないので、そこでは一種の凍結になるだろう」と述べた。

ロシア軍は現在、ルガンスク州のほぼ全域と、ドネツク州の大部分を占領している。ザポリージャ州とヘルソン州については、主要な拠点は依然としてウクライナの支配下にある。ロシアは、2014年にクリミア半島を併合している。【翻訳編集】 AFPBB News



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