日本の天気:猛暑日継続、熱中症と雷雨に厳重警戒

日本の天気:猛暑日継続、熱中症と雷雨に厳重警戒8月18日(月)の日本全国の天気と予想最高気温を示す地図8月18日(月)の日本全国の天気と予想最高気温を示す地図

お盆休みが明けた8月18日(月)も、日本列島は厳しい暑さに覆われ、特に東海や関東地方を中心に猛暑日が続出する見込みです。場所によっては体温を超えるような危険な暑さとなり、東京都心では約10日ぶりに猛暑日が復活すると予想されています。この強い日差しと暑さの影響で、午後は大気の状態が不安定になり、西日本から東日本の山沿いや内陸部では、局地的な激しい雨や雷雨に警戒が必要です。残暑と突然の雷雨に対し、引き続き厳重な注意が呼びかけられています。

お盆明けも続く猛暑:東海・関東は40℃近くに迫る暑さ

日本の天気:猛暑日継続、熱中症と雷雨に厳重警戒8月18日(月)の日本各都市の予想最高気温分布図8月18日(月)の日本各都市の予想最高気温分布図

お盆期間を過ぎても猛暑の勢いは衰えず、本日18日(月)も昨日と同様の厳しい暑さが予想されています。特に暑さの中心となるのは東海と関東地方で、最高気温は岐阜、名古屋、埼玉県の熊谷、群馬県の前橋で39℃に達し、40℃に迫る危険なレベルとなるでしょう。山梨県の甲府でも38℃と、主要都市で体温を超える猛暑日が続出する見込みです。東京都心でも35℃と、約10日ぶりの猛暑日となり、予想以上に気温が上昇する可能性も指摘されています。

日本の天気:猛暑日継続、熱中症と雷雨に厳重警戒8月18日(月)に熱中症警戒アラートが発表された地域の地図8月18日(月)に熱中症警戒アラートが発表された地域の地図

この猛暑を受け、九州から関東にかけての23都府県に熱中症警戒アラートが発表されており、東京都では2日連続での発表となりました。お盆を過ぎても真夏並みの熱中症対策が引き続き不可欠です。

【8月18日(月)の予想最高気温】

  • 39℃:岐阜、名古屋、熊谷(埼玉)、前橋(群馬)
  • 38℃:甲府(山梨)
  • 37℃:奈良、京都、大津(滋賀)、上野(三重)、四日市(三重)、浜松(静岡)、飯田(長野)、さいたま

午後からの天気急変に注意:西・東日本で雷雨の可能性

日本の天気:猛暑日継続、熱中症と雷雨に厳重警戒8月18日(月)朝の天気分布と夕方の発雷確率を示す日本の気象図8月18日(月)朝の天気分布と夕方の発雷確率を示す日本の気象図

本日の午前中は、新潟県で雨が残るものの、朝の通勤時間帯から全国的に強い日差しが照りつけるでしょう。しかし、晴れて気温が上昇するほど大気の状態は不安定になりやすくなります。このため、午後は西日本と東日本の山沿いや内陸部を中心に、雨や雷雨となる地域がある見込みです。

帰宅の時間帯にも雨が降る場所があるでしょう。範囲は限定的ですが、短時間で道路が冠水するほどの激しい雨が降るおそれもあります。アンダーパスの冠水や河川の増水、落雷、突風、ひょうといった突発的な気象現象に十分な注意が必要です。

(気象予報士・丸田絵里子)