橋下徹氏、超名門北野高校時代の衝撃告白「原子力潜水艦」のあだ名と壮絶浪人生活

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(56)が、16日放送のMBSテレビ「おしゃべり小料理ゆみこ」に出演し、関西屈指の超名門校、大阪府立北野高校時代の意外な学業成績を明かしました。文武両道で知られる橋下氏の、知られざる学生時代が注目を集めています。

弁護士・元大阪府知事の橋下徹氏がテレビ番組で自身の高校時代を語る様子弁護士・元大阪府知事の橋下徹氏がテレビ番組で自身の高校時代を語る様子

関西屈指の進学校、北野高校での文武両道生活

北野高校は、京都大学の合格者数で常に全国トップクラスを誇る、関西を代表する進学校です。橋下氏は同校のラグビー部に所属し、高校3年生時には全国大会である「花園」にも出場するなど、学業とスポーツを両立する文武両道の生徒として活躍していました。しかし、当時のラグビー部は受験直前まで試合が続くため、「北野のラグビー部って、浪人するのが当たり前なんです」と、浪人が常態化していた当時の部内の実情を回顧しました。

衝撃の「原子力潜水艦」秘話と奮起

番組では、橋下氏が高校3年生時にインタビューを受けた貴重なVTRが公開されました。卒業後の進路について尋ねられた橋下氏は、「明日(予備校の試験を)受ける。浪人にもなられへん」と自嘲気味に笑う姿が映し出され、当時の学力への不安を垣間見せました。さらに、同校の学力テストでは、約500人いた同級生の中で「僕が一番最下位ぐらい」だったと衝撃の告白。その際、「“原子力潜水艦”とか言われて。底にいて上がってこないから」と、自らの学業成績が振るわなかったことを示すニックネームをつけられていたことも明かしました。

努力の末に掴んだ早稲田大学合格、ラグビー経験が支えに

高校時代の成績は最下位クラスだった橋下氏ですが、浪人時代に猛勉強を開始します。その苦しかった日々を振り返り、「夏合宿が嫌でしたけど、北野のラグビー部の経験が大きかった」と語りました。辛い練習を乗り越えてきたラグビー部の経験が、浪人生活での困難を乗り越える原動力となったと言います。その結果、1浪の末に早稲田大学へ入学という見事な合格を勝ち取りました。

このエピソードは、橋下徹氏が学業面での苦難を乗り越え、自己成長を遂げた過程を示すものであり、彼の粘り強さや困難に立ち向かう姿勢が、学生時代のラグビー経験によって培われたことを強く印象づけています。


参考文献: