二階堂ふみ&カズレーザー結婚発表:個性的ファッションが語る二人の「最高の相性」

俳優の二階堂ふみ(30)と、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー(41)が8月10日に結婚を発表し、世間に強烈なインパクトを与えました。事前の交際報道が一切なかった異色のカップルは、それぞれの「個性」が際立つことで知られています。特に彼らの私服は、そのこだわりと自由なスタイルを象徴しており、今回の電撃婚の背景にある二人の隠れた共通点と相性の良さを浮き彫りにしています。

意外な結婚発表、カズレーザーの「赤」が隠した秘密

8月10日、カズレーザーは公式Xで結婚を報告する際、「如何せん二人共に個性やこだわりが強いもので、時には衝突し時には落ち込むこともありましょうが、最後は笑って前を向ける、そんなゆるく朗らかな家庭を築いていきたいと思います」と綴り、自身の「個性やこだわりの強さ」を認めました。

翌8月11日、フジテレビ系『サン!シャイン』に生出演したカズレーザーは、メインキャスターの谷原章介(53)から「よくバレなかったよね」と交際について言及されました。松村未央アナウンサー(39)からも「カズさん、普段も赤いので、よく隠し通せましたよね」と疑問が投げかけられると、カズレーザーは「意外と何とかなるもんですね」とあっけらかん。テレビや舞台では必ず真っ赤な衣装がトレードマークで、高校1年生のときから私服もずっと真っ赤だそうです。街でカズレーザーだと気づかれそうでも、隣にいるのが二階堂ふみさんだとは誰も思わなかったでしょう。しかし、ファンの間でにわかに話題になっているのが、二階堂ふみさんの私服もまた「奇抜すぎる」という点です。

一度見たら忘れられない、二階堂ふみの“自由すぎる”私服コレクション

二階堂ふみさんは2022年7月、ファッション誌『VOGUE JAPAN』の公式YouTubeチャンネルで公開された動画『二階堂ふみの服への愛とこだわりがたっぷり詰まった、1週間コーディネート。 7Days, 7Looks』で、1週間分の私服コーディネートを紹介し、その個性的すぎるファッションセンスを披露しました。

月曜日:打ち合わせからお祭りへ直行ルック

月曜日のコーディネートは「打ち合わせからそのままお祭りに行けちゃうルック」と題され、鯉口シャツとショート丈のステテコにロングジャケットを羽織り、さらにヴィーガンレザー(本革に似せて作られたフェイクのレザー)のハイヒールサンダルという“外し技”を組み合わせていました。母親からもらったプラダのバッグというこだわりのアイテムも加わり、一見オフィス街にいても違和感のない出で立ちですが、ジャケットを脱ぐとそのままお祭りに行けるという斬新なスタイルです。

火曜日:愛犬とのお散歩に特化!ロブスター柄オーバーオール

「愛犬とお散歩ルック」だという火曜日のコーディネートでは、前面に大きなロブスターのイラストが目を引く、ヴィンテージの白いオーバーオールを着用。腰には犬用の折りたたみ式水入れなどのグッズをぶら下げ、大きなポケットには犬用のロブスターおもちゃを入れるなど、まさにお散歩に特化した、遊び心あふれるコーディネートでした。

二階堂ふみ&カズレーザー結婚発表:個性的ファッションが語る二人の「最高の相性」

※画像は二階堂ふみの公式インスタグラムより

木曜日:インパクト絶大!“横山やすしニット”の夜遊びディナールック

さらにインパクト大なのが、木曜日の「夜遊びディナールック」です。パンツルックの黒いセットアップに、編み物アーティスト「編み物☆堀ノ内」の作品で一目惚れし、オーダーしたという横山やすしの顔が大きくあしらわれたノースリーブのニットを合わせています。この“やっさんニット”がいちばんのお気に入りとのことで、二階堂さんは「これでディナーに行って、2軒目も行って軽く飲んで、気持ちよく酔っ払いたい」と話していました。そのユーモアとファッションへの深い愛が感じられます。

日曜日:「断る」バッグが目を引く下町散策スタイル

そして日曜日は「ぶらり下町ルック」。胸に富士山と龍の刺繍がほどこされた白い和柄のシャツとベルボトムのデニムという上下古着のスタイルに、足元は下駄を合わせていました。肩から提げたバッグは、岐阜県の社会福祉事業団ワークサポートみやこのブランド「凸凹」によるもので、黒地に赤い文字で「断る」と書かれています。この細部までこだわったスタイルは、彼女の個性と社会への関心を表しています。

ファッションから読み解く二階堂ふみの社会性と個性

彼女の奇抜な服装について、女性ファッション誌編集者は次のように解説しています。

「どのコーディネートもかなりのこだわりが詰まったもので、なおかつインパクトも強いのですが、違和感なく着こなすのはさすが。動画ではチャイナドレスも私服として披露していますが、二階堂さんにはピッタリで何の違和感もない。高級ブランドのアイテムもありますが、古着やヴィンテージもの、母や祖母から譲り受けた持ち物なども多く取り入れているほか、ヴィーガンレザーやリサイクル素材を使っているアイテムや、障がいを持つ方の支援事業として作られたバッグなど、環境や福祉といった社会問題に関心を持つ二階堂さんらしさが表われています」

動画のコメント欄には、「個性があって流行に左右されない拘りが見えて凄く見てて楽しかったです」「本当に服を楽しんでるって感じ」「ひとつひとつストーリーがあるところもさすが」など、自分らしさを貫く二階堂さんのスタイルには称賛コメントが相次ぎました。彼女のファッションは単なる服装ではなく、彼女の思想や価値観を表現する手段となっていることがわかります。

過去の熱愛報道と今回の結婚:個性を解放できる関係性

過去には、たびたび熱愛ショットを撮られてきた二階堂さん。その時のファッションはというと――。

「2013年には『FRIDAY』(講談社)が二階堂さんと俳優・新井浩文さん(46)さんのデート現場をスクープしています。当時18歳だった二階堂さんは、黄色いチェックのワンピースにデニムジャケットという姿でした。2017年3月には再び『FRIDAY』がモデルで映像作家の米倉強太氏とのツーショット現場をキャッチしていて、このときは茶色のロングコートに黒いロングスカート、黒いニット帽とメガネというシンプルなスタイルでしたね」(前出の女性誌ライター)

いずれのスタイルも、今回の結婚で注目された彼女の「奇抜で自由なファッション」とは異なり、比較的おとなしい印象でした。しかし、全身真っ赤なカズレーザーさんとのデートであれば、二階堂さんは個性的なファッションセンスを思う存分解放できるのかもしれません。自分自身の自由なスタイルを抑える必要がないという点で、二人は「相性抜群」だと考えられます。

結論

二階堂ふみさんとカズレーザーさんの結婚は、その電撃的な発表だけでなく、それぞれの強烈な個性、特にファッションスタイルを通じて見えてくる二人の「こだわり」と「自由さ」が引き起こした自然な結びつきと言えるでしょう。カズレーザーの揺るぎない「赤」のスタイルと、二階堂ふみの無限に広がるユニークなワードローブは、互いの個性を尊重し、高め合う関係性を示唆しています。この異色のビッグカップルが、今後どのような「ゆるく朗らかな家庭」を築いていくのか、二人の結婚生活にますます注目が集まります。

参考資料