テレビ東京系「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」が16日に放送され、MCを務める元TOKIOの松岡昌宏と博多華丸・大吉の博多大吉が、ゲストを招かず二人きりの「サシ飲み」を行った。この中で、大吉が明かしたメキシコへの単独プロレス観戦計画と、それにまつわる松岡の秘話が明かされ、二人の深い友情が垣間見えた。
テレビ東京「二軒目どうする?」で共演する松岡昌宏と博多大吉がサシ飲みを楽しむ様子
博多大吉の単独メキシコプロレス観戦計画
近況の話題として、博多大吉は「もう好きなことやろうと思って」と切り出し、初めてメキシコへ一人でプロレスを観に行く計画を立てたことを語った。家族を誘ったものの断られたと明かし、その単独行動への決意を示した。この大吉の言葉に、松岡昌宏は思わずある出来事を思い出したと告白した。
松岡昌宏が明かす「苦境」での大吉からの誘い
松岡は、「これ(番組で)全然使ってもらって構わないです」と前置きし、自身が「すごい大変なとき」に石川県の七尾市にいた時のエピソードを語り始めた。状況が「さあ、いよいよヤベえな」という切迫した時期に、大吉から突然LINEが届いたという。そのメッセージには、「松岡さん、メキシコ行きましょう」「もう日本から出ましょう」「もういいじゃないですか?日本出ましょう。何月何日から私はメキシコに行きます。家族にも断られました。松岡さん。もう一緒にメキシコへ行きましょう」と書かれていたという。この大胆な誘いに、松岡は七尾で「大爆笑しましたもんね」と当時の心境を振り返った。
ユーモア溢れるやり取りと友情の絆
松岡は、大吉からの誘いに対し、「すいません!先生ありがとうございます。ただ、仕事あるんです!」と返信したことを回想。これに対し、大吉も「私も返信を間違えましたけど…。『仕事は本当にあるんですか??』って」と振り返り、二人で苦笑した。松岡は爆笑しながらも、「うれしかったよ?(大吉は)『もう見てられない。もう日本を出ましょう。いるべきじゃない』って」と、大吉の深い気遣いを振り返りながら、感謝の思いで目元を拭う一幕もあった。大吉はそんな松岡の様子を見て、「松岡さんと行けるなら今かなと思ったんですよね」と笑顔で語り、二人の間の温かい絆が強調された。
結論
今回の「二軒目どうする?」での「サシ飲み」は、博多大吉のユニークなメキシコ計画を通じて、松岡昌宏の困難な時期における大吉からの心温まる誘いという秘話が明かされる貴重な機会となった。ユーモアと気遣いに満ちた二人のやり取りは、長年にわたる深い友情と信頼関係を強く印象付け、視聴者に感動と笑いを届けた。このエピソードは、公私にわたる彼らの関係性の強さを示す、忘れられない一場面として記憶されるだろう。