霜降り明星・粗品、3時のヒロイン福田麻貴への「おもんない」発言が再び波紋

お笑いコンビ、霜降り明星の粗品氏(32)が18日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、人気企画「1人賛否」の中で、女性お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴氏(36)に対する痛烈なコメントを放ち、波紋を呼んでいます。粗品氏の持ち味である辛口な物言いが、再び注目を集めています。

2024年に撮影された霜降り明星の粗品氏、YouTube「1人賛否」企画での発言で注目を集める姿2024年に撮影された霜降り明星の粗品氏、YouTube「1人賛否」企画での発言で注目を集める姿

福田麻貴氏の発言とその背景

今回、粗品氏が言及したのは、福田麻貴氏がAマッソ加納氏、ラランドのサーヤ氏と共に運営するYouTubeチャンネル「100億年LOVE」内での発言でした。ヒルトン東京ベイでの撮影中、福田氏は後輩との付き合い方について、「先陣を切っておもんないことを言う」といった内容のコツを語っていたとされます。この発言が、粗品氏の今回の批判の引き金となりました。

粗品氏の痛烈な批判「芯からおもんない」

粗品氏は福田氏の発言に対し、「は? 何ですか?」と疑問を投げかけつつも、一旦は「福田麻貴、これは素晴らしいですよ。後輩が助かるのも、やっぱ麻貴姉がそうやって先にスベってくれたり、先におもんないこと言ってくれたらさ、わざとそういう振るまいしてくれたら、結構なんか楽しくなっちゃうかな? うれしいです」と皮肉めいた称賛の言葉を並べました。

しかし、その直後、粗品氏の十八番である「ただぁ!」が炸裂。一転して「お前、何わざとおもんないこと言うてます、みたいにしとんねん。お前、芯からちゃんと真っすぐおもんないやんけ!」と声を張り上げ、福田氏を「おもんない」と断言しました。さらに、「せこいぞ! お前。お前それ言うてええの、普段おもろいやつやねん。なぁ? お前、いつ何言ってもおもんないくせにそれは無理筋ちゃう?」と畳み掛けました。

粗品氏は発言の文脈全てを確認していないと前置きしつつ、「元々私おもんないからってちゃんと入れてた? 振りで。それやったらお門違いで」と、福田氏が自虐的な前置きをしていた場合は自身の批判が筋違いになる可能性も示唆しました。

過去の因縁:長年の「恨み」の理由

粗品氏が福田氏に言及する背景には、過去の共演時の出来事があると言います。彼は以前、番組で福田氏と共演した際のエピソードを明かし、「あっちが先輩なのに、エグいフリされて。こっちが損する。その上で笑いも取らない。こっちが100%損する仕掛けられ方をして。そっからずっと恨んでるんですけど」と、因縁があることを告白しました。この発言は、単なるネタに留まらない、彼の本心に近い感情が込められているようにも受け取れます。

過去にも繰り返された同様の発言

粗品氏が福田氏に対して同様の批判を行うのは、今回が初めてではありません。昨年11月にも自身のYouTubeチャンネル内で、「『3時のヒロイン』の福田麻貴、おもんないって言ってる。実際共演した時に訳分からん絡まれ方をして、こっちが損するようなトークを仕掛けられて、何のオチもないのに好感度下がるだけ、みたいな。返しも何もなかった。何やねんと。そっから嫌いやねんけど、それはホンマやし」と語っており、福田氏に対する彼の見解は一貫していることが伺えます。

企画の意図:「コント」としての発言

今回の一連の発言は、粗品氏のYouTubeチャンネルの定番企画「1人賛否」内で展開されたものです。この企画は「最近のSNSニュース斬った」と題され、粗品氏自身の意見ではなく、あくまで「コント」であると前置きした上で、最新の話題にツッコミを入れていく形式を取っています。これにより、彼の過激な発言も、エンターテインメントの一部として解釈される側面があります。

まとめ

霜降り明星の粗品氏による3時のヒロイン福田麻貴氏への「おもんない」発言は、彼のYouTubeチャンネルの人気企画「1人賛否」の中で飛び出しました。福田氏が後輩へのアドバイスとして語った内容をきっかけに、粗品氏は皮肉を交えつつも、「芯からおもんない」と強烈に批判。この背景には、過去の番組共演時に彼が「損をした」と感じた出来事があり、昨年から続く「恨み」の一環として語られています。しかし、この企画自体が「コント」として位置づけられており、粗品氏の辛口な芸風が際立つパフォーマンスとして、今後も注目され続けるでしょう。


参考文献: