米誌「今年の人」は“環境少女” 世界の指導者にまた苦言

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「今年の人」に選ばれたグレタ・トゥンベリさんを載せた米誌タイムの表紙(同誌提供・ロイター)

「今年の人」に選ばれたグレタ・トゥンベリさんを載せた米誌タイムの表紙(同誌提供・ロイター)

 【ニューヨーク=上塚真由】米誌タイムは11日、毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」にスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)を選んだと発表した。1927年に同誌が「今年の人」を選出して以来、最年少となるという。

 同誌は、温暖化対策を訴える世界的運動の火付け役となったトゥンベリさんについて「若者の力」と紹介し、「地球が直面する最も重要な課題の代弁者となった」と選出理由を説明した。トゥンベリさんはAP通信の取材に対し、選出について「少し驚いた」とし、温暖化を求める抗議活動に参加した全ての若者たちにささげたいと語った。

 また、トゥンベリさんは11日、スペイン・マドリードで開かれている国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)の関連イベントで演説。各国の閣僚を前に「COPでは(温暖化対策の)抜け道を議論している」と批判し、各国が温室効果ガスの排出量を二重計上したり、海外に排出量を移転したりしているなどと指摘した。

 9月の国連気候行動サミットで注目を浴びた「よくもそんなことを!」という言葉は使わなかったが、世界の指導者らへの追及は緩まず、「最も危険なのは政治や企業経営者が何もしていないのに、対策をしているふりをするのを許すことだ」と訴えた。

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