timelesz篠塚大輝の“不適切発言”謝罪、直筆署名「代筆疑惑」の真相に迫る

男性8人組アイドルユニット「timelesz」が、メンバー篠塚大輝の不適切発言について所属事務所の公式サイトで謝罪しました。この騒動の最中、謝罪文に添えられた篠塚の“直筆署名”が「綺麗すぎる」と話題になり、一部では代筆疑惑まで浮上。過去に「字が汚い」と指摘されていた彼の文字がなぜ急に美しくなったのか、その背景と真相に迫ります。

「めざましテレビ」での不適切発言とグループの謝罪

事の発端は、11月18日に放送されたフジテレビ系『めざましテレビ』での出来事です。timeleszのメンバーである篠塚大輝(23)が番組内で披露した一発ギャグの内容が「不謹慎」であるとして、視聴者から批判の声が相次ぎました。これを受け、フジテレビは21日に公式サイトで「視聴者の皆様に不快な思いをさせてしまいましたことをお詫び申し上げます」と謝罪文を掲載。

timelesz篠塚大輝の“不適切発言”謝罪、直筆署名「代筆疑惑」の真相に迫る
不適切発言で謝罪したtimeleszメンバーの篠塚大輝(時事通信)

その後、timeleszもSTARTO ENTERTAINMENTの公式サイトを通じて「timeleszから皆さまへ」と題したニュースを公開し、謝罪しました。グループは「番組出演時のメンバーによる不適切な言動により、多くの方々に不快な思いをさせてしまったこと、心よりお詫び申し上げます」と深く反省の意を示しています。謝罪文では、「今回の件につきまして、個人の問題としてのみならず、timeleszとしてのことと捉えております」と述べ、メンバー8名全員で話し合いを行った上で、不用意かつモラルに反した発言であったこと、表現者としての自覚に欠けていたことを深く受け止めていると表明。さらに異例ともいえるメンバー8名全員の直筆署名が添えられ、その誠実な姿勢を示しました。

SNSで広がる「直筆署名代筆疑惑」の背景

この謝罪文が公開されると、SNS上ではある“噂”が広がり始めました。それが、篠塚大輝の直筆署名に対する「代筆疑惑」です。多くのファンやネットユーザーから、「篠塚さんの字が綺麗すぎる」という声が上がったのです。

この疑惑が浮上した背景には、篠塚の過去の経緯があります。彼はNetflix独占配信のオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(通称『タイプロ』)を通じて、一般公募枠からtimeleszに加入しました。そのオーディション中に公開された直筆メッセージでは、しばしば「字が汚すぎる」と反響を呼んでいました。本人も四次審査時の投稿で「字が汚くてすみません」とファンにメッセージを残すなど、自覚がある様子でした。超難関である一橋大学に在学中という知性と、「小学生男子が書く文字みたい」と言われる字とのギャップに魅力を感じるファンもいたほどです。

そのため、X(旧Twitter)では「篠塚ってめっちゃ字汚いイメージだったのに、直筆署名は女の子が書いたみたいな字だね」「しのの字が綺麗になってて代筆じゃないか?って言われてるの過去トップ3に入るくらいの理不尽炎上でちょっと笑った」といった声が寄せられ、代筆疑惑が加熱しました。

疑惑を否定する関係者の声と篠塚大輝の努力

しかし、この代筆疑惑に対し、ある芸能関係者は「さすがにあれは本人の字ですよ」と強く否定しています。関係者によると、篠塚は『タイプロ』合格後、新曲発売の際に直筆文字を披露する機会がありましたが、その度に文字が“上達”している様子が見られたといいます。

「篠塚さんは、自身の字が汚いことを自覚していたようですし、元々努力家で知られています。オーディション合格後は『見られる』意識が芽生え、より丁寧に書くよう心がけていったのではないでしょうか。今回の美しい文字も、反省の表れと見て良いはずです」と芸能関係者は語っています。

つまり、彼の署名が綺麗に見えたのは、これまでのたゆまぬ努力と、今回の謝罪における真摯な反省の気持ちが、一文字一文字に込められた結果であると考えられます。

今回の騒動で、篠塚大輝の努力家としての側面が改めて浮き彫りになりました。真面目さを忘れず、今後もひたむきに活動を続けていく彼の姿勢に期待が寄せられます。