「神奈川の山に行きたかった」足立11人死傷ひき逃げで逮捕された37歳日本人男が不可解な供述 ネット上にはデマの「外国人犯行説」が拡散


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ブレーキ痕なしで300メートル暴走

 暴走したのは白いクラウン。まず横断歩道上で20代女性をはねた後、そのまま車道を90メートルほど走行してから歩道に乗り上げ、100メートル走行して4人の歩行者をはねた。そして再び車道に戻り、複数台の車に衝突して最後はトラックに追突して止まった。最初の接触から止まった場所までの距離は約300メートルで、ブレーキ痕はなかった。

 事故を起こした車は、追突して止まった位置から進行方向約700メートル先にある中古車販売店から盗まれたものだった。

「スマートキーがドアボックスに入ったまま鍵がかかっていない状態で展示されており、10時半頃、車を購入したいと2度来店したことのある男によって盗まれた。男はこの日、店員とは一言も話さないまま、いきなり車を盗んで走り去っており、来店してから犯行まではわずか2分間でした」(社会部記者)

逃亡するも自宅で発見

「警察の追尾に気付いてパニックになった可能性もあります」(同)

 男は衝突事故を起こすと車を乗り捨て立ち去った。午後1時頃、近くの自宅にいるところを警察に発見され、任意同行を求められた。過去の来店時、店側に自宅住所を知らせていたことから、スピード確保に至ったようだ。



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