[ワシントン 18日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、ロシアとの戦争が終結し安全が確保されれば、選挙を実施する用意があるとの考えを示した。トランプ米大統領との首脳会談を前に、米大統領執務室で記者団に応じた。
トランプ大統領が複数回にわたり提起した選挙実施の意向について問われたゼレンスキー氏は「もちろん、選挙を実施する用意はある」と表明。ただ、安全な状況を確保する必要があるほか、戦時下では選挙を実施できないことから、議会での若干の法的手続きが必要になるとの考えを示した。
その上で、ウクライナ国民が民主的かつオープンで合法的な選挙を実施するためには停戦が必要だと改めて訴えた。
ウクライナでは現在、戒厳令発令中のため選挙の実施は不可能な状況にある。