歌舞伎俳優・十三代目市川團十郎門下の市川米十郎(24)が、7月末をもって廃業していたことが20日、分かった。実父の市川新十郎が、自身のインスタグラムで公表した。
新十郎は、米十郎と共同で運用していたインスタグラムに、米十郎からの報告文を掲載。「市川米十郎は七月末をもって歌舞伎の世界より離れることに致しました。今までご指導頂きましたこと、関わらせて頂きました経験を大切にして参ります。これまでの御恩に心より感謝致します」と廃業を明らかにした。
米十郎は2001年3月生まれで、17年7月に市川海老蔵(現・十三代目市川團十郎)に入門し。8月の中日劇場「座頭市」の町人で市川米十郎を名乗り初舞台を踏んだ。父の新十郎も同門の歌舞伎俳優で、1991年4月に十二代目市川團十郎に入門。08年5月歌舞伎座で四代目市川新十郎を名乗った。姉はシャンソン歌手の小坂部真侑という芸能一家。