法改正検討、賠償1・6億円も リーチサイトへ圧力

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法改正検討、賠償1・6億円も リーチサイトへ圧力


 無断で人気漫画やアニメを掲載した海賊版サイトへ誘導する「リーチサイト」に対する圧力が強まっている。11月、大阪地裁は全国で初めて、損害賠償請求訴訟で、大手出版社の著作権を侵害したとして元運営者ら3人に1億円超の支払いを命じた。3人は刑事裁判でも実刑判決を言い渡されていた。海賊版による被害は数千億円規模に上るとの推計もあり、政府も法改正を検討するなど対策に本腰を入れ始めた。(杉侑里香)

全国初の判決

 「いかに反社会的で悪質な行為かを示した判決だ」。出版大手の講談社(東京)は11月18日、「勝訴のお知らせ」と題した発表文をホームページに掲載し、訴訟の意義を強調した。

 訴えられたのは国内最大級のリーチサイト「はるか夢の址(あと)」(閉鎖)の元運営者ら3人。判決によると3人は共謀し平成27~29年、「週刊少年マガジン」など講談社の著作物約350冊分を海賊版サイトに載せ、誘導するリンクを「はるか-」に掲載した。

 訴訟で講談社は、正規の電子書籍価格に照らして被害総額は約1億5千万円に上ると主張。大阪地裁は講談社側の主張を全面的に認め、「被告らは違法アップロード行為が講談社の著作権を侵害することを認識していた」などとして、3人に弁護士費用を含む計約1億6千万円の支払いを命じた。リーチサイト運営側の損害賠償責任を認める判決は全国初だった。

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