ドローン無許可飛行容疑 外国人記者夫妻を書類送検 「取材で使うため練習」 警視庁

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 東京都文京区の自宅マンション上空で許可なくドローン(小型無人機)を飛ばしたとして、警視庁富坂署は13日、航空法違反容疑で、同区在住の外国籍のフリーランス記者夫妻を書類送検した。夫妻は調べに対し、容疑を認め、「取材で使うため練習していた」と供述している。

 書類送検されたのは、インド国籍の妻(47)と、フランス国籍の夫(38)。夫の指導で妻が操縦していた。夫妻は昨年3月に来日し、国内で取材活動を行っているという。

 書類送検容疑は11月13日午前10時50分ごろから約10分間、文京区春日の自宅マンション上空でドローン1機(約740グラム)を無許可で飛行させたとしている。

 同署の調べに対し、妻は「自宅屋上なので飛行させても大丈夫だと思った」、夫も「日本ではドローンがたくさん売られているので、問題ないと思っていた」と説明している。

 近隣住民から「ドローンが飛んでいる」と110番通報があり、同署員が上空で昇降を繰り返す機体を見つけ、近くで操縦する妻と夫を発見。機体の付属カメラには周辺の景観が映っていた。

 航空法では、人家の密集地域などでの無許可飛行が禁止されている。

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