バブル期絶頂!モト冬樹が明かす驚愕の最高月収と芸能界の変遷

タレントのモト冬樹が、テレビ大阪の番組「大阪おっさんぽ」に出演し、人気絶頂期における自身の驚くべきギャラ事情を率直に語り、当時のバブル経済が芸能界に与えた影響を浮き彫りにしました。この赤裸々な告白は、現代の芸能界事情との大きな隔たりを示しています。

テレビ番組で自身の人気絶頂期の収入について語るモト冬樹テレビ番組で自身の人気絶頂期の収入について語るモト冬樹

激変した芸能界の仕事事情:バブル期と現代の比較

番組MCのメッセンジャー・黒田有が、モト冬樹の在籍した「ビジーフォー」最盛期、いわゆる「ものまね四天王」時代について質問。当時40代だったと語る冬樹に対し、黒田はバブル期の芸能界の異常な状況に言及しました。冬樹は、かつては3日で終わる仕事を1週間かけて海外で行い、その間にゴルフなども楽しめたと回顧。しかし、現在は同じ3日分の仕事を2日で終わらせて帰国するほど、効率化が進んだと、その大きな変化にげんなりした様子を見せました。

驚愕の「営業」本数と月収の内幕

黒田はさらに踏み込み、「当時最高月収はいくらでしたか?」と核心を突く質問を投げかけました。冬樹は金にこだわらないとしつつも、バブル期のものまねブームに乗って、テレビ出演以外に月に12から15本もの「営業」を入れていたと告白。一本あたりのギャラについて明言は避けたものの、黒田が「100万円は超えていたでしょう」と推測すると、「いや、もっといってたよ」と即答し、その破格の収入に黒田を絶句させました。

バブル崩壊が芸能活動に与えた影響

破格の収入を得ていた時期を経て、モト冬樹はバブル経済の崩壊が芸能界にもたらした影響についても言及しました。彼は、企業が景気後退期に入ると、まず「余計なもの」から費用を削減していくと指摘。その結果、芸能人の催し物や営業の依頼が激減し、仕事が一気になくなったと、当時の厳しい現実を嘆きました。この経験は、華やかなバブル期の影で、芸能界がいかに経済状況に左右されるかを物語っています。

モト冬樹の今回の発言は、バブル期の芸能界がいかに特別な時代であったかを改めて浮き彫りにしました。高額なギャラと緩やかな仕事ペース、そしてそれが一転するバブル崩壊後の厳しい現実。彼の言葉は、単なる懐かし話に留まらず、日本の経済史と芸能界の変遷を映し出す貴重な証言と言えるでしょう。

出典: