「24時間テレビ48」星野真里の娘、先天性ミオパチーと向き合うふうかちゃんが親友と東京を大冒険

日本テレビ系『24時間テレビ48』が8月30日、31日に放送されるにあたり、女優・星野真里さんの長女ふうかちゃん(10歳)が挑む感動的な企画が発表されました。先天性ミオパチーという難病を抱えながらも、ふうかちゃんが親友と共に子どもたちだけで東京の原宿、新大久保、お台場を巡る大冒険に挑戦します。これは、ふうかちゃん自身の成長だけでなく、母親である星野真里さんにとっても大きな一歩となる挑戦です。

「24時間テレビ48」チャリティ企画に挑む星野真里さんと娘のふうかちゃん「24時間テレビ48」チャリティ企画に挑む星野真里さんと娘のふうかちゃん

難病「先天性ミオパチー」とふうかちゃんの挑戦

ふうかちゃんは、生まれつき筋肉の力が弱くなる遺伝性の病気、「先天性ミオパチー」と診断されています。生後3~4ヶ月で首がすわらず、2歳の時にこの病気が判明しました。星野真里さんは昨年9月にふうかちゃんのインスタグラムを開設し、病気を公表。夫である元アナウンサーの高野貴裕さんと共に、親としてできることを日々模索してきました。福祉制度を徹底的に調べ上げ、社会福祉士の資格も取得するなど、娘のために尽力する姿は多くの人々に勇気を与えています。今回の『24時間テレビ』の企画では、星野さんは水卜麻美アナウンサーと共にモニター越しにふうかちゃんの冒険を見守り、心配と成長への喜びが交錯する心境を明かしています。

親友との絆:電動車いすで挑む初めての外出

ふうかちゃんは4歳から電動車いすに乗り始め、今では自由自在に操れるようになりました。しかし、日常生活では常に大人のサポートが必要で、子どもたちだけで外出する機会はこれまでほとんどありませんでした。以前から親だけでの外出を懇願していましたが、母親の心配からなかなか許されませんでした。そんなふうかちゃんの諦めない姿勢の背景には、幼稚園からの大親友であるえまちゃん、つむぎほちゃんの存在があります。障がいの壁を感じさせず、対等に接してくれる2人に対し、ふうかちゃんは絶大な信頼を寄せています。親友たちも、大好きなキャラクターや漫画の話で盛り上がれるふうかちゃんが大好きです。長年の付き合いの中で、えまちゃんとつむぎほちゃんは車いすの扱い方を自然と習得し、角度調整から車いす専用の机の設置まで何でもこなせるようになりました。「この3人がいれば大体のことはできる!」と豪語するほどの固い絆が、今回の単独外出を実現させたのです。

電動車いすに乗って親友と初めての大冒険へ出発するふうかちゃんたち電動車いすに乗って親友と初めての大冒険へ出発するふうかちゃんたち

原宿・新大久保・お台場:予期せぬ困難と向き合う3人

ふうかちゃん、えまちゃん、つむぎほちゃんが口を揃えて楽しみにしていたのは、カラフルな雑貨やふわふわのスクイーズがたくさんの原宿です。しかし、原宿には狭い通路や店内の段差など、電動車いすにとって多くの障壁があります。これらの困難を3人はどう乗り越えていくのでしょうか。

次に訪れる新大久保では、自分の好きなパーツを組み合わせて人形型ワッペンをデコレーションできる韓国雑貨のお店へ向かいます。しかし、店のエントランスには急勾配の長い階段が立ちはだかります。えまちゃんとつむぎほちゃんの2人だけでは車いすを持ち上げることは困難です。この時、3人はどのような解決策を見出すのでしょうか。

大の動物好きであるふうかちゃんは、普段かがむことが難しいため、小さな動物と触れ合う機会が限られています。今回の企画では、犬と触れ合う機会が設けられました。店内には動物の餌が入ったガチャガチャがあり、やってみたい気持ちはあるものの、筋力が弱いふうかちゃんにとって、ガチャガチャのハンドルを回すことは大きな挑戦となります。ふうかちゃんはこの挑戦に挑むのか、それとも諦めるのか、その決断にも注目が集まります。

結論

星野真里さんの娘、ふうかちゃんの「24時間テレビ48」での挑戦は、難病を抱えながらも自立への一歩を踏み出す勇気と、それを支える親友たちの温かい絆を描き出します。原宿、新大久保、お台場という東京の人気スポットでの冒険は、バリアフリーの課題や予期せぬ困難に直面しながらも、子どもたちの知恵と協力で乗り越えていく姿を通して、視聴者に深い感動と希望を与えることでしょう。この企画は、多様な人々が共生する社会のあり方について考える貴重な機会を提供します。

参考文献