ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから24日で3年半となりました。24日はウクライナの独立記念日で、ゼレンスキー大統領はカナダのカーニー首相らとともに独立記念日を祝う式典に出席しました。
ウクライナの首都キーウで24日、独立記念日を祝う式典が開かれ、ゼレンスキー大統領とウクライナを訪問中のカナダのカーニー首相が演説を行いました。
カーニー首相は演説で「平和へのきっかけを作ったアメリカのトランプ大統領のリーダーシップに感謝する」と述べたうえで、「ウクライナやヨーロッパの自由を脅かすロシアへの抑止力を強化すべきだ」と訴えました。
また、式典にはアメリカのトランプ政権でウクライナを担当するケロッグ特使も出席し、ゼレンスキー氏から勲章が授与されました。
こうした中、ロシアとウクライナは24日、捕虜交換を行ったと明らかにしました。
ロシア国防省によりますと、双方が146人ずつを解放したということです。
ゼレンスキー氏はSNSで、解放された人たちの中には兵士のほかにジャーナリストなど民間人も含まれていると明らかにし、ほとんどが侵攻が始まった2022年から拘束されていたとしています。
TBSテレビ