「鑑定団」でロレックスGMTマスター初期モデルにド級値!2000万円超えの可能性も

去る26日、テレビ東京の人気番組『開運!なんでも鑑定団』に、世界的にも希少なロレックスの激レアモデルが登場し、スタジオは驚きの鑑定結果に騒然となりました。父の形見として持ち込まれた一本のヴィンテージ腕時計が、想像をはるかに超える「ド級値」を叩き出し、視聴者の注目を集めています。この記事では、その驚きの鑑定の全貌と、秘められたさらなる価値の可能性に迫ります。

幻のロレックスGMTマスター初期モデル、父の形見として

今回の依頼人が持ち込んだ「お宝」は、9年前に他界した父親の形見であるロレックスGMTマスターの初期モデルでした。このモデルは、もともとパイロットのために開発された特別な腕時計で、その初期型はわずか5年間しか製造されていません。そのため、現存する数が極めて少なく、時計愛好家の間では「激レア」として知られています。しかし、時計に深い興味がなかった依頼人は、その貴重さを知らず、長年自宅にしまいっぱなしにしていたといいます。

「開運!なんでも鑑定団」に登場したロレックスGMTマスター初期モデルの依頼品を鑑定士が確認している様子。高額鑑定で話題となった腕時計。「開運!なんでも鑑定団」に登場したロレックスGMTマスター初期モデルの依頼品を鑑定士が確認している様子。高額鑑定で話題となった腕時計。

質屋も驚愕、JO1白岩瑠姫の予想的中

依頼人が以前、ある質屋でこのロレックスを見せたところ、「値段がつけられない!」「初めて見た!」と驚かれたというエピソードを明かすと、MCの福澤朗氏は「時計に詳しい人が初めて見るというなら相当なものですよ!」と興奮気味にコメント。依頼人の自己評価額は300万円でしたが、ゲストとして出演していたJO1の白岩瑠姫さんは500万円と予想。そして、いよいよ発表された鑑定結果は、なんと白岩さんの予想と寸分たがわぬ500万円でした。この「ド級値」にスタジオは騒然となり、観覧に訪れていた依頼人の家族は喜びを爆発させました。MCの今田耕司氏も、その光景を見て「嬉しいよね」と感慨深げに声をかけていました。

ベゼルがオリジナルなら2000万円超えの可能性も

鑑定を担当したのは、ヴィンテージ時計の専門家である株式会社ケアーズ会長の川瀬友和氏でした。川瀬氏は、鑑定結果を告げた後、さらに驚くべき事実を明かします。「残念ながら、この時計のベゼルの部分は当時のオリジナルではないんですね」と指摘。そして、「もしオリジナルのベゼルが付いていたら、その価値は2000万円以上になります」と付け加え、スタジオを再びどよめかせました。初期モデルの希少性に加え、パーツの状態一つでその価値が桁違いに変わるという、ヴィンテージ時計の奥深さと厳しさが浮き彫りになった瞬間でした。

今回の『開運!なんでも鑑定団』は、ロレックスGMTマスター初期モデルの計り知れない価値と、そこに込められた家族の思い出が交錯する感動的な回となりました。鑑定結果の500万円もさることながら、オリジナルの状態であれば2000万円超えの可能性があったという事実は、多くの視聴者に驚きとロマンを与えたことでしょう。時計の歴史的価値と、所有者の無意識の保存が織りなす物語は、まさに鑑定団ならではの醍醐味と言えます。この放送回は、9月2日午後9時53分までTVerで見逃し配信中です。

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