SUPER EIGHT横山裕、「24時間テレビ」チャリティーランナーへの熱い決意と家族への思い

この度、8月30日、31日に放送される日本テレビ「24時間テレビ」のチャリティーランナーに抜擢されたSUPER EIGHTの横山裕(44)が、都内での取材会でその胸の内を語りました。本番を前に横山は、「貧困に苦しむご家族がこれほど多くいるという現実を、視聴者の皆さんに知っていただければ」と、今回の挑戦にかける切実な思いを明かしました。

自身の境遇が原動力に:困難を経験した幼少期

横山裕は、成人前に母親(2010年死去)を病気で亡くし、弟が児童養護施設で一時暮らすなど、経済的に恵まれない環境で育ちました。こうした自身の経験から、現在も困難な境遇にある子どもたちの存在を社会に広く知ってもらいたいとの強い願いがあり、チャリティーランナーのオファーを快諾したといいます。彼の幼少期の経験が、今回の「24時間テレビ」での挑戦の大きな原動力となっています。

24時間テレビのチャリティーランナーに決定したSUPER EIGHT横山裕、貧困家族への思いを語る24時間テレビのチャリティーランナーに決定したSUPER EIGHT横山裕、貧困家族への思いを語る

過酷な練習と100キロへの挑戦:城島茂への宣戦布告

本番に向けて、横山はこれまで厳しい練習を重ね、合宿も敢行しました。特に、チャリティーマラソンの目安となる100キロを凝縮したような44キロのコースを走り切った際には、「しんどすぎて、心が2、3回折れそうになった。100キロがいかにすごいか改めて痛感した」と本音を吐露しました。具体的な走行距離はまだ発表されていませんが、横山は2014年に同じくチャリティーランナーを務めた事務所の先輩、元TOKIOの城島茂(54)が記録した101キロについて、「一度口にしてしまった手前、絶対に超えます」と宣言。城島本人にもその決意を伝え、温かいエールを受け取ったとのことです。

弟からの言葉と児童養護施設での出会いが背中を押す

チャリティーランナー就任を報告した際、弟からは「兄ちゃんすごいな」という言葉をもらい、「とても嬉しかった」と横山は振り返ります。また、番組企画の一環として、弟がかつて過ごした児童養護施設を訪問する機会がありました。そこで、昨年ランナーを務めたやす子(26)の募金で購入されたテレビを子どもたちが夢中で見ている姿を目にし、「もっと頑張ろうと背中を押してもらえた。本当に自分が走る意味があるんだと実感した」と、その時の感動を語っています。子どもたちの笑顔が、横山の決意を一層強くしました。

家族への思いが支え:完走への揺るぎない決意

本番のマラソンは決して平坦な道のりではありませんが、横山の今の心の支えは「とにかく完走しきるぞ」という強い思いです。最も辛い局面では、「母や家族の顔が頭に浮かぶだろう」と語り、家族への深い愛情と感謝が彼を突き動かす原動力となることを示唆しました。横山裕は、自身の経験と家族への思いを胸に、日本中の人々に勇気と希望を届けるため、24時間テレビのチャリティーマラソン完走を目指します。


参考文献