受精卵紛失で北大病院を提訴 北海道の夫婦、計1千万円賠償請求

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 北海道大病院が保存していた凍結受精卵を紛失し、精神的苦痛を受けたとして、北海道の夫婦が13日、病院を運営する北大に計1千万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こした。原告側代理人によると、倫理的にも許されない重大な医療事故で、9月に同種の訴訟が京都地裁に提訴された以外に、前例はないという。

 訴状によると、夫婦は平成19年2月~同12月にかけて計6個の受精卵を北大病院で保存した。20年4月に1個を使用した後の同年7月、残りの5個のうち3個を保存していた容器がなくなっていることに病院側が気付いた。病院側は「探している」と繰り返し説明、2年以上がたった22年8月、受精卵を誤って廃棄したことを認め謝罪した。女性は当時40歳を超えており卵子は貴重で、病院側は不安を与えないよう説明を尽くすべきだったとしている。

 北大病院は「訴状が届いておらず現時点でコメントできない」とした。

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