深田恭子、適応障害乗り越え新境地へ挑戦?脇役での熱演と演出家との“半同棲愛”の真相

女優・深田恭子(42)が、現在放送中の連続ドラマ『初恋DOGs』(TBS系)で、ドッグカフェの店長という役どころを演じ、その存在感が注目を集めている。長年の愛犬家としても知られる深田は、この役柄が自身のイメージと重なることから起用されたと報じられている。しかし、今回の出演は、これまで主演作が多かった彼女にとって、キャリアにおける新たな“立ち位置”での挑戦を意味するようだ。

新境地での挑戦:脇役としての深田恭子

深田恭子がドラマ『初恋DOGs』で演じるのは、無自覚に周囲を引き付ける“いい女”のドッグカフェ店長だ。彼女自身も犬を飼っているため、獣医やドッグカフェは身近な存在であり、「明るくて癒やしになるような場面になればいいなと思っています」(「MANTAN WEB」8月5日配信)と、役に対する思いを語っている。一方で、今回の作品では、物語のキーパーソンではあるものの、出演シーンは1話につき2シーン程度と、かつての主演女優としての立ち位置とは異なる。これは深田にとって、脇を固める俳優の一人としての新境地への挑戦と言えるだろう。

連続ドラマ「初恋DOGs」に出演中の深田恭子。ドッグカフェの店長役で新たな一面を見せる彼女の表情。連続ドラマ「初恋DOGs」に出演中の深田恭子。ドッグカフェの店長役で新たな一面を見せる彼女の表情。

適応障害からの復帰と現場での奮闘

深田恭子は2021年5月に適応障害の治療に専念するため活動を休止し、予定されていたフジテレビの主演ドラマを降板した過去を持つ。約3カ月の休養を経て活動を再開し、2023年7月期には福原遥(26)とのW主演ドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系)に出演したが、以前に比べてメディア露出は減少傾向にある。今回の『初恋DOGs』の撮影現場では、セリフがスムーズに出てこなかったり、NGを出す場面もあったという。医療ジャーナリストは「適応障害の方は真面目な性格が多く、緊張が高まると舌がもつれるような症状が出る場合も。精神的な重圧が続くと繰り返すこともある」と指摘する。しかし、深田の一生懸命な姿勢が現場のスタッフに伝わり、温かい応援の中で撮影が進められている。休憩中には満面の笑みでスタッフと談笑し、その天性の愛嬌が現場の空気を明るくしているようだ。

新たなパートナーとの出会い:演出家A氏との絆

深田恭子の私生活を支える存在として、2年前、活動再開後初の主演ドラマで共に仕事をした演出家のA氏の存在が報じられている。以前から仕事を通して面識があった二人は、ドラマの撮影が進むにつれて距離を縮めたという。その頃、約5年間交際していた実業家の恋人との破局を経て、A氏と交際を開始。現在は“半同棲”の生活を送っているとされている。今年8月には5年ぶりの写真集を出版し、水着姿でのサーフィンカットなどが好評を博しているが、この写真集も深田自身が「やりたい」と志願して実現したものだ。今回のドラマ出演に関しても、周囲からは無理をしないよう促されたものの、深田本人が「主演にはこだわらない。演技の仕事がしたい」とオファーを受け入れたという。演出家という立場上、役者への対応に慣れているA氏は、深田の苦しみを理解し、その意思を尊重してサポートしており、深田もA氏に絶大な信頼を寄せているとされる。

深田恭子は2023年3月配信の『MAQUIA ONLINE』のインタビューで、「40代は健康に気を遣い、自分のペースをちゃんと守りながらお仕事をしていきたい」と語っていた。適応障害を乗り越え、キャリアの新たな局面で脇役にも挑戦し、私生活でも心強いパートナーを得た深田恭子が、これからも私たちに新たな魅力を示してくれることだろう。


参考文献

  • MANTAN WEB. (2025年8月5日配信). 深田恭子、『初恋DOGs』で新境地へ?… [記事タイトル].
  • 女性自身. (2025年9月9日号). 深田恭子の新たな挑戦と私生活の支え [記事タイトル].