【モスクワ共同】ロシアの極東など一部地域でガソリン不足が表面化している。ウクライナ軍によるロシア国内の製油所への無人機攻撃が影響しているとみられ、ロイター通信は最近の製油所10カ所への攻撃で、製油能力が少なくとも17%低下したと報じた。
イズベスチヤ紙によると、この約1カ月間にロシアでは南部ボルゴグラード州にある石油大手ルクオイルや、モスクワ南東のリャザニ州にある国営石油大手ロスネフチの製油施設などが相次いで攻撃を受けた。
極東の沿海地方やハバロフスク地方、ロシアが占拠するウクライナ南部クリミア半島ではガソリンスタンドに車列ができた。