天皇ご一家、須崎御用邸でのご静養写真公開に国民が熱狂！宮内庁インスタグラムで“素顔”披露

宮内庁は8月27日、天皇ご一家が静岡県下田市にある須崎御用邸で過ごされたご静養中の貴重な写真をインスタグラムで公開しました。ご一家にとって、須崎御用邸へのご訪問は6年ぶりとなり、国民の大きな注目を集めています。今回の投稿は、親しみやすい皇室の姿を伝えるものとして、SNS上で大きな反響を呼んでいます。

須崎御用邸でのご静養、6年ぶりのご訪問

天皇陛下と雅子さまは8月1日から7日まで、愛子さまは8月1日から5日までの日程で、須崎御用邸にてご静養されました。宮内庁が公開した一連の投稿は合計3つにわたり、合計6枚の写真が含まれています。これらの中には、雅子さまと愛子さまが散策中に撮影された美しい風景写真や、天皇陛下がシュノーケリング中に防水カメラで捉えたクロホシイシモチの姿など、普段見ることのできない貴重な瞬間が収められています。

国民を魅了したご一家の“素顔”と三井浜での記念写真

公開された写真の中でも特に注目を集めたのは、ご一家の記念写真です。御用邸敷地内にあるプライベートビーチ「三井浜」での海水浴後に撮影されたもので、天皇陛下と愛子さまは黒色の、雅子さまは白色のシンプルなラッシュガードをお召しになっています。写真からは、陛下と愛子さまの髪がまだ少し濡れている様子も見て取れ、ご一家が充実した時間を過ごされたことがうかがえます。三方ともに柔らかい笑顔を見せられている姿は、多くの人々の心を和ませました。

須崎御用邸のプライベートビーチ「三井浜」で海水浴を楽しむ天皇ご一家。黒色のラッシュガード姿の天皇陛下と愛子さま、白色の雅子さまが笑顔で写っています。

この投稿は27日時点で20.8万もの「いいね」を獲得し、SNS上では「皆さんの笑顔が仲良し家族の象徴」「心がなごむ」「こんな濡れ髪の写真まで見せてくれるなんて親近感がわく」といった感動の声が多数寄せられています。愛子さまは、2022年の成年に際しての記者会見で、須崎の海でのご両親との思い出について「サーフボードを浮かべて3人で座る挑戦をして、見事全員で落下した」と語るなど、海への深い思い入れを明かされています。

親しみやすい皇室の姿：SNSを通じた国民との繋がり

皇室担当記者によると、宮内庁のインスタグラムにアップされた写真は、ご一家が相談して選ばれたものだといいます。愛子さまは以前から海がお好きで、初等科時代には遠泳の練習もされた経験があります。今年のご静養では、日本赤十字社でのご公務のため愛子さまは一足先に帰京されましたが、ご家族水入らずのひとときを楽しまれたようです。宮内庁は昨年6月にも、ご一家が御料牧場でご静養された際の写真として、タケノコ堀りに挑戦される愛子さまの姿を公開し、大きな反響を呼びました。こうしたご公務とは異なるご一家の“素顔”の公開は、多くの国民に温かい気持ちと親近感を与え、皇室との繋がりを深める貴重な機会となっています。

今回の須崎御用邸でのご静養写真の公開は、現代のデジタルコミュニケーションを活用し、国民に開かれた皇室の姿を示す画期的な試みと言えるでしょう。