ディーン・フジオカ、江頭2:50「感謝祭」騒動の舞台裏を語る – 永野芽郁を“救った”意外な理由

俳優のディーン・フジオカ(45)が、TOKYO FMの番組「THE TRAD」に出演し、3月に生放送されたTBS系恒例特番「オールスター感謝祭2025春」でタレントの江頭2:50(60)が女優の永野芽郁(25)に絡んだ騒動について、その時の自身の行動の意外な理由を明かしました。この騒動は当時SNSを中心に大きな話題を呼び、ディーン・フジオカの冷静な対応が注目されました。

2024年8月に撮影されたお笑いタレントの江頭2:50氏2024年8月に撮影されたお笑いタレントの江頭2:50氏

「オールスター感謝祭」で起きた“暴走”とその阻止

「オールスター感謝祭2025春」の生放送中、番組後半に登場した江頭2:50氏は、突如「永野~」と叫びながら解答席にいた永野芽郁さんのもとへ猛ダッシュ。「オレの女になれ~!」などと絶叫し、スタジオ内を逃げ惑う永野さんに接近しました。その際、通路際にいたディーン・フジオカが笑顔で左手を差し出し、江頭氏の左腕を掴んで静止させる場面があり、その紳士的な行動が「イケメンすぎる」とSNSで瞬く間に拡散されました。

「THE TRAD」のパーソナリティーを務める稲垣吾郎氏は、ディーン・フジオカの登場時に「今年3月、『オールスター感謝祭』でお会いしたんです」と再会を喜んで騒動時以来の共演であることを紹介。元TBSのフリーアナウンサー山本里菜氏も「暴走するエガちゃんからさりげなく永野芽郁さんを守ったことでも話題になってますけど…あれは自然と身体が動きましたか?」と問いかけ、稲垣氏も「あれカッコ良かった。行動がイケメンだった」と賞賛の言葉を重ねました。

ディーン・フジオカが明かす“意外な行動理由”

稲垣氏や山本氏からの称賛に対し、ディーン・フジオカは「ありがとうございました」と応えながら、当時の状況を振り返りました。そして、自身の行動の背景には「エガちゃんに触ると御利益があるっていう都市伝説を聞いたことがあって。『肌に触れてみよう』っていう」と、笑いを交えながら意外な理由を明かしました。

稲垣氏が「(永野さんを)守るっていうのもあったけど…」と補足すると、ディーン・フジオカは「あ、もちろんもちろん」と肯定。「あ、エガちゃんが近づいてきた!と思って、触っちゃえー!、みたいな」と、その時の心境を説明しました。

一方で、稲垣氏は自身の行動について「僕、真っ先に逃げました」と自虐的に語り、ディーン・フジオカも「すごかったですね。勢いが」と江頭氏の迫力に同意。稲垣氏は「勢いスゴイよ!あの人」と続け、「いろいろありましたね。あのスタジオの空気! あのあとね」と当時の緊迫した雰囲気を回想。ディーン・フジオカも「すごかったですね。独特でしたね~」としみじみと話しました。

騒動の詳細と番組側の対応

3月29日の「オールスター感謝祭2025春」で発生した江頭2:50氏による騒動は、彼の暴走に永野芽郁さんが「怖い~怖い~」と笑いながらも恐怖の表情を見せ、今田耕司氏に確保された後もキスのような口ぶりや舌を出し入れする奇行に永野さんが目を手で覆うなど、スタジオは一時大混乱に陥りました。永野さんは涙目になるほどの状況でした。

この一連の江頭氏の出演部分は、その後、動画配信サービス「TVer」や「Paravi」から全てカットされる事態となり、江頭氏や番組側が相次いで謝罪するなど、社会的な騒動へと発展しました。

ディーン・フジオカの冷静かつユーモラスな説明は、この大きな騒動の裏側にあった意外な一面を垣間見せるものとなりました。永野芽郁さんの保護という側面と、「都市伝説」への好奇心という二つの要素が絡み合った彼の行動は、多くの視聴者に驚きと関心を与え続けています。

参考文献

  • TOKYO FM「THE TRAD」
  • TBS系「オールスター感謝祭2025春」
  • Yahoo!ニュース / 日刊スポーツ