【AFP=時事】米フロリダ州で28日、1992年に3人を殺害し、殺人罪で有罪判決を受けた男が、薬物注射による死刑を執行された。同州での死刑執行は今年11例目。
カーティス・ウィンダム死刑囚(59)は、恋人のバレリー・デイビスさんとその母親メアリー・ルビンさん、そしてギャンブルで借金をしていたとされるジョニー・リーさんを殺害したとして死刑を言い渡された。
死刑はフロリダ州立刑務所で午後6時17分(日本時間29日午前7時17分)に執行された。立ち会った米国メディアによると、ウィンダム受刑者の最後の言葉は何を言っているのか分からなかった。
米国では今年、30件の死刑が執行されており、2014年の25件以来、最多となっている。
死刑執行件数が最も多いのはフロリダ州で11件。次いでサウスカロライナ州とテキサス州がそれぞれ4件となっている。
今年執行された死刑30件のうち、25件は薬物注射、2件は銃殺、3件は窒素吸入(窒素ガスをフェースマスクに注入して死刑囚を窒息死させる方法)により執行された。
窒素吸入による死刑執行は、国連の専門家によって残虐かつ非人道的だと非難されている。
死刑は全米50州のうち23州で廃止、カリフォルニア、オレゴン、ペンシルベニアの3州では執行が一時停止されている。
ドナルド・トランプ大統領は死刑支持者で、就任初日に「最も凶悪な犯罪」に対する死刑適用拡大を求めた。
トランプ氏は今週、首都ワシントンでの殺人事件について死刑の適用を模索する意向を示した。【翻訳編集】 AFPBB News