田中泯、日テレ初登場で「9000坪の自宅」衝撃告白!山梨での異色な私生活とは

俳優・田中泯が8月30日、日本テレビ系「24時間テレビ」内の人気企画「しゃべくり007」に生出演し、その独自の私生活を明かして視聴者を驚かせました。日テレの番組への出演は今回が初めてという田中は、先日大ヒットした映画「国宝」での伝説的な女形役が記憶に新しい中、その知られざる側面を語りました。

日テレ初出演と話題作「国宝」での活躍

田中泯氏は、俳優としてだけでなく、ダンサーとしても国際的に高い評価を得ている表現者です。今回初めての日本テレビ出演となった「しゃべくり007」では、そのカリスマ性と個性的なキャラクターで番組を盛り上げました。映画「国宝」では、歌舞伎の女形という難役に挑み、その圧巻の演技は各方面から絶賛され、再び大きな注目を集めたばかりです。

驚愕の私生活:かつて「9000坪」の土地と山梨移住の真実

番組内で田中氏が語ったのは、「9000坪の自宅」という驚くべき過去でした。田中氏は「今は嘘です」と笑いつつも、「このぐらいの土地はあった」と、かつて広大な土地を拠点としていた事実を認めました。そのきっかけは、約40年前に山梨県へ移住したことにあります。当時、一緒に踊りを学びたいと集まった若者50人から60人が、アルバイトで疲弊し稽古に集中できない状況を目の当たりにし、「農業をしながら働き、好きな時に稽古をする」という理想の環境を目指したと説明しました。この実現のため、地元のお百姓さんが次々と土地を貸してくれた結果、一時的に9000坪もの広さになったといいます。

24時間テレビ「しゃべくり007」に初出演し、独自の私生活を語る俳優・田中泯氏24時間テレビ「しゃべくり007」に初出演し、独自の私生活を語る俳優・田中泯氏

現在の住まいと「持つことに興味がない」哲学

しかし、現在の状況は異なります。若者たちは既に独立し、現在は約1000坪にまで規模が縮小。さらに、田中氏は「自分で持つことに興味がない」という独自の哲学を明かし、現在の土地も家も「全て借りている」と告白しました。この発言は、物質的な所有に縛られない、彼の自由で本質的な生き方を象徴するものとして、多くの人々に感銘を与えました。

俳優として、表現者として、そして一人の人間として、常に既成概念にとらわれず、自身の信じる道を歩み続ける田中泯氏。今回のテレビ出演は、彼の多岐にわたる魅力と深い哲学の一端を垣間見せる貴重な機会となりました。


参考文献: