お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光が、26日深夜放送のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」に出演し、俳優・岸谷五朗の息子である岸谷蘭丸さんとのエピソードを語った。太田は、自身が司会を務めるTBS「サンデー・ジャポン」で蘭丸さんと共演した際、過去の「同期」としての関係を明かそうとしたが、思わぬ事実に直面し深く反省したという。
爆笑問題の太田光。ラジオ番組で岸谷五朗の息子・蘭丸さんとのエピソードを語る様子。
岸谷蘭丸さんとの対面、太田の「同期」アピール
番組冒頭で太田は、サンジャポに出演した岸谷五朗と岸谷香夫妻の息子、蘭丸さんについて話し始めた。かつて岸谷五朗は寺脇康文らと「SET隊」を結成し、お笑い芸人として活動しており、爆笑問題とは同時期に芸能界で活躍していた。本番前に蘭丸さんから挨拶を受けた太田は、「ずっと同期でやっていて、息子さん来たからさ、うれしくなっちゃってさ。『おー、オレお前のオヤジと大親友だったんだよ！。同期でさ！』って」と、喜び勇んで声をかけたことを振り返った。
蘭丸さんの衝撃的な反応と太田の後悔
しかし、太田の言葉に対する蘭丸さんの反応は、彼が全く予期していなかったものだった。蘭丸さんは「なんのことですか？オヤジお笑いやってたんですか？」「親父芸人なんてやってないですよ」と答え、父・五朗が過去に芸人活動をしていたことを全く知らなかったという。この衝撃的な事実に太田は「いやぁーーーみたいになっちゃって」と動揺。相方の田中裕二から「嫌な感じだなぁ」とツッコまれると、「嫌だったのかな？やっぱり。後で嫌だったろうなと思ったんだけど、オレ後悔しているんだよ、あの日のことを」と猛省した。さらに、「岸谷五朗が『サンジャポいくのか。爆笑さんとは昔一緒にやってたんだ』ぐらいの話はしてるのかと、思っちゃってたのがオレの馬鹿なところ」と苦笑し、自身の思い込みを反省した。
このエピソードは、太田光の率直な語り口で、著名な芸能人の家族関係における意外な一面を浮き彫りにした。蘭丸さんが父の過去を知らなかったという事実は、視聴者やリスナーに驚きと共感を誘い、太田の人間味あふれる一面が垣間見える瞬間となった。
