はじめしゃちょー結婚、一般人妻の「詮索控えて」とウェディングフォト公開の波紋

人気YouTuberのはじめしゃちょーが8月30日に電撃結婚を発表し、多くの祝福が寄せられる一方で、その後の彼の行動がSNS上で「矛盾している」と指摘され、波紋を広げています。一般人である妻のプライバシー保護を訴える一方で、相次いでウェディングフォトを公開したことが、ネットユーザーの間で様々な議論を呼んでいます。

電撃結婚発表と「一般人妻への配慮」を求める声

チャンネル登録者数1630万人を超えるはじめしゃちょーは、2024年6月に恋人がいないことを公言していましたが、その1年後に突然の結婚を発表しました。8月30日、彼は自身のInstagramで結婚を報告し、お相手が「メディア出演や芸能活動などをしていない一般の方です」と説明しました。投稿に添えられたウェディングフォトでは、タキシード姿のはじめしゃちょーさんと、ウェディングドレスをまとった奥さんのツーショットが公開されましたが、奥さんは顔の前に大きな花を掲げ、顔が写らないように配慮されていました。同日投稿された動画でも、「一般の方なので、僕の妻の詮索とか、盗撮とかしないようにお願いします」と、視聴者に対して明確な警告を発していました。

はじめしゃちょーと顔を花束で隠す一般人妻のウェディングフォトはじめしゃちょーと顔を花束で隠す一般人妻のウェディングフォト

相次ぐウェディングフォト公開が引き起こした「矛盾」の声

妻のプライバシーに配慮する姿勢を見せていたはじめしゃちょーですが、その後の行動が一部のネットユーザーから冷ややかな声を集めることとなりました。X(旧Twitter)では、「詮索されるのが嫌ならウェディングの写真載せなくてよかったのでは?」「詮索するなと言ってる割に、見たくもないウェディングフォトが流れてきた」「毎日違う写真を出して嫁のこと詮索するなという矛盾しているのが変だよね」といった意見が聞かれ、結婚発表後の対応に違和感を覚える人が少なくありませんでした。実際、はじめしゃちょーさんは8月31日と9月1日に、Instagramで奥さんとのウェディングフォトを立て続けに公開しました。特に9月1日の投稿では、はっきりとは写っていないものの、奥さんの横顔がわかる写真も含まれており、これがSNS上で奥さんを特定しようとする動きを助長しているとの指摘も出ています。

YouTuberの家族公開と「収益化」への懸念

近年、HIKAKIN(ヒカキン)が2024年1月に一般女性と結婚し、同年8月には長女が誕生するなど、家庭を持つYouTuberが増えています。HIKAKINは8月31日に娘を連れて事務所を訪れる動画を投稿し、130万再生を超える高い反響を得ましたが、お子さんの顔は隠しているものの、多くの人が視聴する動画に出したことで心配する声も聞かれました。はじめしゃちょーさんの立て続けの一般人である奥さんの写真投稿についても、「いずれYouTubeに出るのでは」と推測する声や、YouTuberが家族を「収益化」することへの懸念を示す意見も浮上しています。公人としての発信と、家族のプライバシー保護の間で、適切なバランスを見つけることの難しさが浮き彫りとなっています。

結論

はじめしゃちょーの結婚発表とその後のウェディングフォト公開を巡る「矛盾」の指摘は、著名人の情報発信におけるプライバシー保護とファンとのコミュニケーションのあり方について、改めて考えさせるきっかけとなりました。特にYouTubeなどのプラットフォームでは、家族の存在がコンテンツの一部となり得るため、その線引きは常にデリケートな問題です。動画ではないところで、家族との時間を心ゆくまで満喫することが、長期的な信頼関係を築く上で重要となるでしょう。

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