イ・ミンジョン、ベネチア聖堂での高級ブランドバッグ写真が「無礼」と物議 – SNS投稿の波紋

韓国の人気女優イ・ミンジョンが、イタリアでの旅行中に自身のInstagramに投稿した写真が、現在、インターネット上で大きな議論を巻き起こしています。夫である俳優イ・ビョンホンが主演する映画「仕方ない」が「第82回ベネチア国際映画祭」に正式招待されたことを受け、イ・ミンジョンも同行し、映画祭の合間にベネチアの美しい街を満喫していたと報じられています。

議論の発端となった写真

特に問題視されているのは、イ・ミンジョンが自身のInstagramに投稿した数枚の写真のうち、歴史ある聖堂内部で撮影されたとされる一枚です。この写真には、十字架に磔にされたイエス像が安置された祭壇の前にイ・ミンジョンが立ち、高級ブランドのバッグを手にポーズを取る姿が捉えられています。報道によると、この写真の撮影は女優のソン・イェジンが行ったと伝えられています。

ベネチアの歴史ある聖堂内部で、十字架のイエス像の前で高級ブランドのバッグを持つイ・ミンジョンベネチアの歴史ある聖堂内部で、十字架のイエス像の前で高級ブランドのバッグを持つイ・ミンジョン

ネットユーザーからの賛否両論

この写真が公開されると、一部のネットユーザーからは「なぜ神聖な場所である十字架のイエス様の前で、高級ブランドのバッグをPRするような行為をするのか」「カトリック信者にとっては、信仰を軽んじられたと感じ、大きな衝撃や傷となる可能性がある」「聖堂のような厳かな空間で、まるでファッションショーのような撮影を行うのは、場所への敬意を欠いた無礼な行為ではないか」といった厳しい指摘が相次ぎました。

一方で、「写真撮影が明確に禁止されていない場所であれば、特に問題はないのではないか」「信者でなければ、その場所の持つ特別な意味やマナーについて十分に知らなかった可能性もある」といった擁護の声も寄せられ、意見は二分しています。この議論は韓国国内だけでなく、海外のネットユーザーの間でも関心を集め、波紋が国際的に拡大している状況です。

国際的な関心と今後の動向

イ・ミンジョンの聖堂での写真に関する議論は、芸能人のSNS利用における公共の場所でのマナーや、文化・宗教的背景への理解の重要性を改めて浮き彫りにしています。現時点では、イ・ミンジョン本人からこの件に関して特別なコメントは発表されていません。今後の彼女の対応や、世間の反応がどのように推移していくのかが注目されます。


参考文献