NHKの朝の情報番組「あさイチ」で4日、出演者が老眼によって小さな文字を読むのに苦戦する姿が話題となりました。昭和レトロな雰囲気を醸し出す「ルーレット式おみくじ器」に挑戦したMCの博多華丸さん・大吉さんやゲストの塚地武雅さんらが、まさかの「老眼あるある」を露呈し、多くの視聴者から共感と爆笑を誘っています。
昭和レトロな「おみくじ器」登場、スタジオに笑い
この日番組で取り上げられたのは、ノスタルジーを感じさせる「ルーレット式おみくじ器」です。自分の星座の投入口に100円玉を入れ、レバーを引くと器械上部のルーレットが回り、内部からおみくじが出てくる仕組み。ルーレットの数字と出てきたおみくじの内容を照らし合わせることで運勢を占います。スタジオでは、MCの博多華丸さん(55)、大吉さん(54)、そしてゲストの戸塚純貴さん(33)、塚地武雅さん(53)が、この懐かしいおみくじ器に挑戦しました。
華丸さんと大吉さんは、子供の頃、100円という当時の「大金」が必要だったため、親からの許可がなかなか下りず、おみくじを引かせてもらえなかったという思い出を回顧。「大枚よね」「絶対させてもえん」「席に座った途端、親がまずこれ(おみくじ器)を片付ける」といった当時のエピソードでスタジオを大いに沸かせ、視聴者も自身の幼少期を重ねて楽しみました。
あさイチに出演する博多華丸と大吉。番組内でおみくじの文字が読めず、老眼の悩みを露呈した。
50代出演者が「老眼」で大苦戦、世代間の対比も
いざおみくじを開封しようとすると、小さく折りたたまれた紙に悪戦苦闘。なんとか大吉さんが開封するも、細長い紙に羅列された小さな文字に目を細め、「あ~、見えない…」と困惑の表情を浮かべました。さらに塚地さんに至っては、おみくじの開封口すら見つけられない様子で「見えないもん。開けるところもわかんないもん」と語り、50代の出演者たちが共通して抱える「老眼」の悩みが浮き彫りとなりました。
その一方で、唯一30代の戸塚純貴さんはスムーズにおみくじを開封し、自分の占い結果を朗読。その後、開封を手伝ってもらった塚地さんは、広げたおみくじをしばらく硬直したまま見つめ、「間が空きすぎたなー、幼少期から。若いときに見たかったよ。見えないよー、もう」と苦笑い。隣にいた鈴木奈穂子アナウンサー(43)が代わりに読み上げてフォローする場面もあり、世代間での視力の差が明確に現れる一幕となりました。
SNSで「共感の嵐」!視聴者から「老眼あるある」の声続々
放送後、X(旧Twitter)ではこの状況について多くの反応が寄せられました。「みんな老眼で見えないの草」「老眼で開封できない、字が読めないのもメチャ笑った」「まずは老眼をテーマに」といったコメントが相次ぎ、自身の「老眼あるある」と重ね合わせる視聴者が続出。番組が提供したユニークな笑いの瞬間は、瞬く間にSNS上で大きな共感の渦を巻き起こしました。
昭和レトロなアイテム「ルーレット式おみくじ器」が、現代社会で多くの人が直面する「老眼」という普遍的なテーマを思わぬ形で浮かび上がらせ、視聴者に深い共感と大きな笑いを届けた今回の「あさイチ」。世代を超えて楽しめる話題を提供し、その影響力の大きさを改めて示したと言えるでしょう。
出典
- 中日スポーツ (Yahoo!ニュース)