トランプ米大統領は5日、中国・天津市で1日まで開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議に出席した習近平国家主席とロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相が映った写真を自身のSNSに投稿し、「われわれは暗黒の中国にインドとロシアを奪われたようだ」とコメントした。
3カ国の連携に対するいらだちを示したものとみられる。トランプ氏はまた、皮肉を込めて「彼らが共に末永く繁栄する未来を築けますように!」とも投稿した。
米政府は、ロシアから大量の原油を輸入しているとしてインドに50%の関税を課し、印政府は反発を強めている。トランプ氏は1日にもSNSで「今になって(米国に課す)関税をゼロに削減すると提案してきたが、もう遅い」とインドを批判していた。(ワシントン支局)