【09月08日 KOREA WAVE】韓国大統領室は9月8日、石破茂首相の辞意表明に関連して声明を出し、「韓日両国は未来志向で安定的な関係発展の方向性について幅広い共感を共有している」「今後も前向きな関係を続けていけるものと期待している」との立場を明らかにした。
大統領室は「石破首相の辞意表明に関連する動向について注視しているが、日本の国内政治であるため、それについて言及するのは適切ではない」として、さらなるコメントについては慎重な姿勢を示した。
石破首相は8日午後、首相官邸で緊急記者会見を開き、「米国との関税交渉の一つの山を越えた今が適切な時期だと考え、後任に席を譲る決心をした」と述べ、辞任を表明した。
石破首相はイ・ジェミョン(李在明)大統領の就任後、二度にわたり首脳会談を開くなど、韓国に比較的友好的な立場を保ち、親韓派と評価されていた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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