沢尻エリカ、7年ぶり映画復帰作『#拡散』で新境地か?清楚な新ビジュアルと役柄への議論

女優・沢尻エリカが、2026年2月公開予定の映画『#拡散』で7年ぶりに映画復帰することが発表され、世間の注目を集めています。逮捕・執行猶予判決による活動休止から復帰後、舞台や広告で着実に実績を積んできた沢尻。今回の映画出演では、これまでとは異なる“清楚なビジュアル”が話題となる一方で、彼女の演技スタイルと新たな役柄との「相性」について、早くも様々な議論が巻き起こっています。

7年ぶりの映画出演、『#拡散』で新聞記者役に挑戦

沢尻エリカが出演する映画『#拡散』は、小さな町を舞台に、ワクチン接種直後に妻を亡くした介護士の主人公が深い喪失感と疑念に苛まれる物語です。主人公の介護士役は成田凌が務め、沢尻エリカは医療事故で婚約者を失った過去を持つ新聞記者役を演じます。

彼女が映画に出演するのは、2019年の『人間失格 太宰治と3人の女たち』以来、実に7年ぶりとなります。今回の役柄は、正義感を持ちながらも深い悲しみを抱えるという複雑な内面が要求されるものと見られ、沢尻エリカがどのように表現するのか、期待が寄せられています。

激変した“清楚ビジュアル”が話題に!復帰後の活動とイメージ変化

公開された映画のティザービジュアルには、黒髪にナチュラルメイクを施した沢尻エリカの姿が写し出されており、その激変ぶりに多くの驚きの声があがっています。SNSでは「ぱっと見誰だかわからなかった」「往年の松嶋菜々子に似てきた気がする」「ナチュラルで美しい」といった好意的なコメントが多数見受けられます。

沢尻エリカは、2019年に麻薬取締法違反容疑で逮捕され、執行猶予判決を受けたことで一時期芸能活動を休止していました。しかし、2024年2月の舞台『欲望という名の電車』で芸能界に復帰して以降、その活動の場を広げています。

2025年4月にはカラーコンタクトブランド『Kaica(カイカ)』のイメージモデルに就任し、黒髪のボブカット姿が、彼女の出世作である2005年の主演ドラマ『1リットルの涙』を彷彿とさせると話題になりました。さらに、10月10日には窪塚洋介とともにスポーツブランド『DIG』のスペシャルアンバサダーにも就任するなど、復帰後の彼女は明るい金髪姿を封印し、黒髪で自然なメイクを多用する「清楚なビジュアル」で好評を博しています。

女優・沢尻エリカが帰宅途中にスーパーで買い物をしている様子。芸能活動復帰後のナチュラルな私生活を捉えた写真。女優・沢尻エリカが帰宅途中にスーパーで買い物をしている様子。芸能活動復帰後のナチュラルな私生活を捉えた写真。

過去作品から見る、沢尻エリカの“役柄との相性”とは?

かつて不祥事の以前は、数多くのドラマや映画で主演を務め、その演技力が高く評価されてきた沢尻エリカ。特に、2012年の映画『ヘルタースケルター』で女王様のように振る舞いながら心身が壊れていくキャラクターや、2014年のドラマ『ファースト・クラス』でのファッション誌編集部における壮絶ないじめに遭う役は、彼女の代表作として記憶されています。これらの作品では、強い個性を持つ役柄を見事に演じ切り、その高い表現力で視聴者を魅了しました。

しかし、一方で「役柄との相性」が指摘されることもありました。2018年の映画『不能犯』で演じた正義感の強い刑事役や、2019年のドラマ『白い巨塔』での主人公の愛人役などでは、SNS上で「役と合わない」「イメージと違う」といった厳しい意見も散見されました。ハマる役とそうでない役の差が激しいという印象を持つ人も少なくないようです。

今回の映画『#拡散』で挑戦する新聞記者という役柄は、これまでの沢尻エリカにはあまり見られなかったタイプであり、新たな演技の側面が期待されると同時に、役柄との親和性について芸能関係者からも注目が集まっています。

結論

沢尻エリカの7年ぶりとなる映画復帰作『#拡散』は、その「清楚なビジュアル」で既に大きな話題を呼んでいます。過去の経験から得た深みと、新たなイメージを融合させながら、これまでにない「新聞記者」という役柄に挑む彼女の演技に、世間は大きな期待を寄せています。果たして、どのような「エリカ様」を見せてくれるのか、2026年2月の公開が待ち望まれます。

参照元

  • Yahoo!ニュース (Smart FLASH 2025年10月21日掲載記事)