timelesz冠番組に「女性軽視」「セクハラ」批判殺到、企画内容が時代錯誤と物議

timeleszの冠番組「timeleszの時間ですよ」(TBS系)で放送されたある企画が、SNS上で「女性軽視」「セクハラ」「時代錯誤」と批判を浴び、大きな物議を醸しています。特に「見極めチャレンジ!7秒timelesz」と題されたコーナーが問題視されており、視聴者からは嫌悪感を示す声が多数寄せられ、番組の倫理観が問われる事態となっています。

企画内容の詳細とメンバーの発言

スポーツ紙記者によると、問題となった企画は「10人の子どものお母さんを7秒で見極めろ」というもの。スタジオに登場した4人の女性の中から、実際に10人の子どもを持つ母親を、timeleszメンバーやゲストが顔だけで判断しました。メンバーの橋本将生氏は「母親特有のオーラ」、菊池風磨氏は「場慣れしていなかった」とそれぞれ指摘し、見た目での推測が展開されました。

視聴者からの厳しい声とTBSへの批判

この「見た目で大家族のママを当てる」企画に対し、X(旧Twitter)上では「なにこれキモい」「セクハラだし女性軽視」といった強い批判が噴出。「今令和だよね?気持ち悪すぎる」「テレビで流していい内容?」と、時代錯誤な企画への嫌悪感が多数見られました。また、番組制作元のTBSへの責任を問う声も多く、「ハラスメントに厳しいご時世でよくこんな企画通ったな」「timeleszじゃなく脚本家がキモい」といった意見が寄せられ、グループではなく制作陣に問題の所在が指摘されています。

timeleszのメンバーが女性ゲストを前にした番組収録風景。新番組の企画が「女性軽視」と批判の的に。timeleszのメンバーが女性ゲストを前にした番組収録風景。新番組の企画が「女性軽視」と批判の的に。

timeleszを取り巻く状況と番組の責任の所在

timeleszはSexy Zoneからの改名、新メンバー加入で注目を集めるグループですが、デビュー以降、新メンバーのCM起用に対する「事務所のゴリ押し」批判など、何かと厳しい目にさらされてきました。しかし、今回の番組企画問題に関しては、多くの識者やネットユーザーが「timeleszメンバーは被害者であり、企画を通したTBS側に問題がある」との見方を示し、責任は制作側に集まっています。初回は6月、まだ2回目の放送で既に逆風に直面しています。

「timeleszの時間ですよ」はまだ放送2回目ですが、今回の企画炎上は番組制作陣にとって重い課題を突きつけています。視聴者の意識がジェンダー問題やハラスメントに敏感になる中で、テレビ番組が社会の倫理観にどう向き合うか、今後の対応が注目されます。これは単なるエンターテインメントの問題に留まらず、メディアの社会的な責任が問われる事例と言えるでしょう。

参照元